お互いが苦しい状態の中、
俺が力なく千晴さんの脚に触れると手を伸ばしてきた。
「ほ、本当に…お願い…。一度、休ませて」
息も絶え絶えに千晴さんは懇願してきた。
何の準備もなしに入ったホテル。
幸い冷蔵庫の中には、サービスのミネラルウォーターが入っていた。
「千晴さん。水、飲みます?」
「うぅ…、うん。もう…口の中カラカラ…」
ノロノロと起き上がる千晴さんを抱きかかえ、口元にボトルを持っていく。
ゴクゴクと一気に半分以上飲んでしまった。
俺も残りの水を飲み干すと抱き合ったまま休憩をとった。
五分ほど経って、やっとお互い息が整ってきた。
「こんなに激しくされたの初めてかも。高校生のわりに上手いじゃない。」
「俺、そんな経験ないすよ。多分、久々で感度いいんじゃないですか?」
そんな会話をした後、本題を切り出した。
「あの…千晴さん。俺も、そろそろ、いいですか?」
千晴さんは疲れた顔で微笑んでうなずいた。
「さっきから元気なままだもんね」
俺は急に恥ずかしくなって黙ってしまった。
やっぱり、何度もイカせても大人と子供の差はあるようだった。
そんな俺をよそに千晴さんはキョロキョロし始めた。
「コンドーム…あるよね?これだけは…本当にお願いね。」
「そ、そうですよね。もし、何かあるとまずいですもんね…」
俺は枕元にあったコンドームに手を伸ばしながら言った。
俺は男と女の関係になったつもりだったが、
やはり千晴さんは妻であり母であることは忘れていないようだ。
嫉妬のような気持ちを抱えながらゴムを装着する。
本当だったら千晴さんに咥えてもらいたかったが、
十分に起っている以上、何とも頼みにくかった。
俺は千晴さんを抱くとまたキスをした。
胸を揉み、乳首を弄り、徐々に手を下に持っていく。
ヌルヌルの穴に指を入れ軽く刺激するとさらに粘液が溢れてきた。
「俺、嬉しいです。千晴さんの身体に認めてもらえて。」
「こんなヌルヌルにして俺を受け入れてくれるなんて。」
「意地悪!早くしましょ」
冗談ぽく言う俺に千晴さんは微笑んだ。
自分のを持ち、仰向けに寝る千晴さんの穴にあてがって、そして腰を突き出した。
でも久しぶりのせいかうまく入らなかった。
「落ち着いて…、ゆっくりよ。」
そんな俺を千晴さんは優しくリードしてくれた。
「そう、落ち着いて。あ、そこ…… んん、あん!」
千晴さんの声と俺の性器を包む独特の感触が挿入した事を実感させた。
ゆっくりと腰を前に突き出すと、俺の性器はゆっくりと千晴さんの穴へ飲み込まれていった。
痛がる彼女とは違って、大人の千晴さんは俺をすんなり受け入れてくれた。
「う・・・んん」
限界まで入ると千晴さんは静かに眼を閉じた。
「じゃ、動かしていいですか?」
「いいわよ。最初はゆっくりでね。」
ギシ・・・ギシ・・・ギシ・・・
ベッドのマットが静かに音を立て始める。
「あん・・・あん・・・あん・・・」
千晴さんの口から声が漏れ始めた。
ギッ ギッ ギッ ギッ ギッ
「あ、あん、あぁ あ! あ…」
次第に早く激しくリズミカルにすると千晴さんの声も一層テンポがあがり激しくなってきた。
「うぅ… 気持ち…イイ! いい いいわ あぁ~ あん!」
無我夢中で腰を振るとさらに激しく喘いできた。
「もう・・・だめぇ~」
千晴さんの腰がまた痙攣し始めた。絶頂の合図だ。
しかし、その振動が俺の性器に伝わり俺自身もやばくなってきた。
「いっくぅ~・・・」
ヤバイ!!
俺は千晴さんの腰をがっちり押さえて何とか振動を止め暴発を防いだ。
そんなことはお構いなしに千晴さんはまた身体を痙攣させている。
俺は千晴さんの穴から抜くと気持ちを落ち着けた。
こんな早くに出しちゃだめだ。
何とか理性を保ちながら体位を変えることにした。
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