千晴さんはしばらく固まっていたが、ホテルの前に着くと正気に戻ったようだった。
「そんな…ダメよ。アナタ何言ってるの?」
「親父は死ぬまで千晴さんのこと考えていたんです!その想いを…どうか!!」
そして不意に抱きつくと千晴さんはまた固まってしまったようだった。
半ば強引にホテルに入ると、有金を払い入室した。
ホテルの人に怪しまれないかなんてどうでもよかった。
部屋で二人きりになり目が合うと急に恥ずかしくなった。
「あ、俺…。何かすいません。何でこんな事・・・」
照れて目をそらした俺に千晴さんは優しく語りかけた。
「不思議な気分。変にピュアなところは本当にお父さんそっくり。」
「あの日もこれくらい強引にしてくれれば二人の人生も違った気がするわ。」
そう言いながら俺の手をとった。
驚く俺に続ける。
「今回だけよ。あなたのお父さんへのはなむけに。」
そういって千晴さんはシャワーを浴びに向かった。
その後、自分で誘いつつ状況が把握できないまま俺もシャワーを浴びた。
「ごめん。ママ仕事で帰りが遅くなるから、ピザでもとってパパと食べてて…」
シャワーから出ると千晴さんは電話をしていた。
スタイルのいい千晴さんの裸に照れつつ、目をそらしながら聞いた。
「家族?」
「娘が二人…。旦那も帰ってくるし。なるべく早くお願いね。」
幸せに暮らしている家族に罪悪感を覚えつつも、
それを振り払うように千晴さんを抱き寄せ唇を奪った。
千晴さんのやわらかい唇を割り舌を進めると生々しい感触が舌に伝わった。
乱雑に口を荒らしている俺に、今まで受身だった千晴さんがゆっくりと舌を絡めてきた。
ねっとりと絡み合う舌。俺の経験不足を補うように千晴さんはリードするように舌を動かした。
クチュ・・・クチュ・・・
静かな部屋に生々しい音が響く。
俺がこれまで経験した彼女との行為とは全然違う大人な身体。
情けないけど、それだけで俺はペニスが完全に勃起して千晴さんのお腹あたりに押し付ける形になった。
恥ずかしくなった俺はキスをしながらベッドに千晴さんを押し倒した。
唇をはなすと唾液が生々しく糸を引いた。
唾液を拭いながら千晴さんの小ぶりな乳首に口をつけた。
「ぁん…」
小さく声を漏らし、ビクッと身体を反らした千晴さんを押さえつけ、構わず乳首を舐めまわした。
「ん… あ… あん…いい…」
千晴さんの声と比例するように、舌先で転がして撓った乳首は急速に硬くなった。
大きく硬いゴムのような弾力になった乳首を甘噛みし、強く吸い上げた。
「はぁん・・・ あん、あん。」
千晴さんの息遣いが激しくなるのを感じながら左右の乳首を交互に舐め、
そして股間に手を伸ばした。
フサフサした茂みを掻き分け、指先をこすりつける。
「はぁッ…そこ…んん…気持ちいいッ!!」
正直、クリトリスの位置は分からなかったが偶然にも当たったようだ。
腰をくねらせ声を上げる千晴さん、かまわず指先をこすり続ける。
「あぁ いい! イキそうッ!! いくぅ~」
そう言うと千晴さんは腰を痙攣させた。
ハァハァハァ
千晴さんの激しい息遣いだけが響く中、
俺は顔をあげ、千晴さんの足元へと向かった。
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