キッチンを片付けて磨いて綺麗にしてから、奥のゲストルームにいった。
2つのベッド共に乱れていて、床にはティッシュが散らかっている。まずは、ベッドからとシーツを剥がす…ポトッと何かが落ちた。
「ぎゃあー!ナニコレ」
落ちた衝撃でスイッチが入って動き出した。モーター音でクネクネ動く大人の玩具。
「うわっ、なんなの!」
初めて見るものに、どうしていいか分からない。そのままにしてシーツ交換したが、どうにも音が気になる。というか玩具が気になる。おそるおそる汚れたシーツにくるんだ。よし、これで音もあまり聞こえない。って、スイッチ切ればいいのかな?もう一度玩具を見てスイッチを探して切った。また汚れたシーツにくるみ丸めて隠した。
これで掃除に集中…今度は使用済みコンドーム。
「ぎゃあー!」
もうなんなの!さっきの山口の言葉がよぎった。
「飲み過ぎた…そうか!きっと、そうだ!!」
謎が解けて、ふっきれたように佳子が呟き、手早く掃除を終わらせた。
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