「すみません。今日は、これで帰ります。今から山口が変わりに来ますので。面接で会ってますよね?」
それだけ言うと玄関から出て行った。
山口さんて面接のチャラ男のことかしら。と考えていると…玄関から人影が。その人だった。
「お久しぶりです!佳子さんですよね?制服お似合いですねー!この辺りが特にいいです!!」
スカートの上から、お尻を触った。
「何をするんですか!」
睨みつけなが言う佳子。
「そんなに怒らないで下さいよ。斉藤はもっと触らせてるんでしょ?」
厭らしい目つきでニヤニヤしながら言ってきた。
「斉藤さんは、そんなことしませんから!そんなことより、お昼ご飯つくりますか?」
キッパリと強く言って、山口を睨みつける。
「お昼ご飯いただけるなら、食べます!」
斉藤に作った残りの雑炊を少し温め直して、テーブルに運んだ。
「雑炊ですね!昨日、飲み過ぎたから、ちょうどいいです。旨そうっすね~いただきます!」
さすがチャラ男。お構いなしに雑炊を食べる。
「美味しかった!ごちそうさまでした!!」
元気に大袈裟なくらいに礼をして席を立つ。
「ちょっと偵察。午後はどこを掃除してもらおうかなぁ~」
キョロキョロしながリビングを出ていったが、すぐに戻ってきた。
「奥のゲストルーム。掃除してないでしょ?シーツ交換しといて、クローゼットに入ってるはずだから。」
それだけ言うと書斎に入っていった。
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