私は彼から逃げる事もできず、立ちすくんだまま動けない
御山くんは微笑みながら私に近寄る
「お久しぶりです」
「あ、、うん、、」
「ちょっと・・お茶でもしない?」
「え、、、え、、あ、、うん」
御山くんに誘われるまま喫茶店に入った
大人びた彼はすごくかっこよくなった
昔のかわいらしさも残ってはいるが
「コーヒー二つとケーキひとつ」
彼が注文をしてくれて私を見た
胸の鼓動が高く早くなる
「薫・・・まずは、ごめんなさい」
「え、、、」
「あの時、俺はガキだったからさ・・・責任取る事考えられなかった、遊びだった」
「ん・・うん」
「子供・・・どうしたの?」
「う、産んだよ・・・・でもあなたとの子じゃない、夕貴にすごく似てるから」
「そっか・・・」
御山くんは苦笑して胸を撫でた
「貴女にずっと謝りたかった」
「・・・御山くん」
「コーヒー飲んだら帰るから・・・もう、会わないよ」
寂しげな表情
私は何も言えずに頷いた
彼、大人になったんだな
喫茶店を出た
御山くんはニコッと笑う、かわいらしいのは変わらない
「俺、彼女ができたんだ・・・たぶん結婚する」
「・・そう」
「幸せな家庭に憧れてたから・・・もうあんな事しないよ・・・ぇ?」
脳髄がぴりぴりして
彼の手をつかんだ
気付けば彼の手を引いて駐車場まで来ていた
「か、薫?」
「のって・・」
「え?」
彼を車に押し込んで
無言で運転した
近くのホテルに車を止めてなだれこむように部屋に入り彼を押し倒した
「ちょ、、、」
「欲しかったの、、御山くん、、」
「な、、、」
「だめ、、動かないで」
抱きついて彼のシャツを脱がしていく
「か、、おる、、、まずいって、、」
「ほしぃ、、ほしぃ、、、」
彼の素肌に触れたとたん
もう人格が変わってしまったようだ
「だめ、、、だって、、」
御山くんは抵抗するけれど私は彼を押さえつけて弱いところを責めていく
御山くんもだんだんその気になってきたようだ
「また・・・不倫しちゃうの?薫?」
「ねぇ・・・御山くん、、」
「ん?、、」
「私と相性いいって思うよね?」
「ん、、あぁ、、」
御山くんのズボンを下ろして固くなったものを膣にあてがう
「私ね、、、両親がどっかに逃げちゃってね・・・二人が別の場所で産んだ弟がいるの四つ下・・・会った事はないけど」
「へ?、、じゃあ俺と同い年・・・だね?なに?いきなり」
「私の結婚する前の名前、知らないでしょ?」
「え、あ・・・うん、、」
「葉山薫」
御山くんの顔が一瞬固まる
そして・・・すこし嬉しそうな顔になる
なんで・・こんな事を、、
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