小さい温泉宿についた
なかなかいい雰囲気じゃない・・・
「予約していた御山です」
「はい、お待ちしていました」
御山くんが受け付けで話をしている間に中庭を見ている
きれいなお庭だな
「薫、行こ」
「うん、、」
御山くんが私の手をつかんできた
もう夢中、、、大好きだ、、
部屋に入るなり御山くんが押し倒してきた
「しよ、、」
「お風呂は?、、」
「後で、、」
「ん、、、」
私は結婚している
そんな事どっかにふっとんで
当たり前のように口づけして当たり前のように体を重ね
「あ、、、やべ、、」
「かわいい、、イっていいよ、、」
「んっ、、、」
当たり前のように中に出された
夕貴・・・ごめんね
私、もう戻れないと思う
御山くんに夢中なの
もうあなたの事考えられない・・・・
温泉につかりふぅっとため息
混浴・・・御山くんは体を洗っている
ほっそりした体
美しい顔立ち
振り向いて微笑む
まるで無邪気な子供のよう
私のとなりにくっついてきた
お湯の中で腕を絡めてくる
「薫、いい湯だね」
「うん、、、そうだね」
「後でまたいっぱい注ぐからね?、、」
「ばか、、」
人気ないなぁ
なんとなく・・・・目が合う
「しよっか?、、」
「へ?薫?、、」
「はやくっ、、」
「ん、、、」
御山くんの膝の上に乗り
ゆっくりと腰を下ろす
「っ、、、」
「すげ、、きもちぃ」
「ほら、早く出して?、、」
「ちょ、、無理、、」
パンパンと肉がぶつかり合う音
きもちぃ、、、なんでこんなに?
なんでなの?わかんないよ・・・どうして?
もう快感でおかしくなってる
こんなの・・・私じゃない
私じゃないよ、、、
「せんぱぃ、、ちゃんと受け止めてね?」
「うんっ、、、うんっ、、、」
「っく、、、、」
どくどくと流れ込んでくる熱い子種
私の卵子にまっしぐらに駆け寄り、受精・・・
新しい命が私のお腹に宿ってるかもしれない
旦那じゃない男の子供を
そう考えるだけでぶるぶると体が震えた
夕飯の前まで体を重ねあっていた
さすがに疲れがでてきた
夕飯はわりと豪華だった
安いわりにいい宿だなぁ
御山くんは縁側で涼んでいる
私は横に座り、寄り添った
「俺さ・・血のつながった親に捨てられたんだ」
「前に・・言ってたね」
「うん・・・育ての親に聞いたんだけど名前は確か葉山って聞いてる」
「え・・・」
なんだかザワついた胸の奥
「先輩?」
御山くんが首をかしげている
「な、なんでもないよ」
「ん?ん・・・さてと」
御山くんが私の浴衣の胸元に手を入れてきた
・・まさかね
※元投稿はこちら >>