夕貴と休日が合わない場合がほとんど
一人で買い物するのも悪くないかなぁ
電話が鳴る
御山くんからだ
「もしもし?」
「あ、先輩、今日おやすみですよね?」
「そだよー」
「俺も休みです」
ドキッドキッと高鳴る胸
休日が合ったのは嬉しいけども・・・
「ごめん、今日危ない日なんだ・・・」
「は?俺何も聞いてないのに何言ってんですか?」
「っ、、、、!?」
ムカついて電話を切った
あいつ、、、ころす、、、
数十分後
インターホンが鳴る
出ると来ていた
へらへら笑いやがって
ぶん殴りたいのをグッとこらえた
「遊びに来ましたー」
「帰れ」
「デートしましょ?」
「嫌、、しね、、」
「ほら、おしゃれしてさ?行こ?」
「・・・、、バレない所でね?」
「はいはい、、」
着替えて御山君の車に乗った
スポーツタイプのコンパクトカーだ
夕貴と話が合うわけだ
車好き同士か
「隣県まで行きますね」
「うん、、」
「普通に遊びに行くだけですから、ほら楽しく笑ってくださいよ?俺、先輩の笑顔好きなんですから」
御山君がニコッと笑う
キュンときてくっつきたくなる
こいつの前だとどうしても冷静になれない
運転中
御山君は私のほうに見向きもしない
「都内のがいいんですけどねー、見られたら困りますし」
「うん、、、」
「ま、ショッピングモールで買い物でもしましょ」
御山君が私のふとももにツーっと指を這わせる
ビクビクっと反応してしまう
「ミニスカートはいてきてくれたんだ?」
「うるさい・・・、、」
「はは、感じちゃってる?」
「べつに、、」
めちゃくちゃ感じてるけど、、
なんでだろ、、、排卵日だから?
ショッピングモールについた
「ほら、手つなご」
「ん、、」
手をつないで歩く
誰から見たって彼氏彼女だ
ドキドキする
夕貴との初デートの時より胸がはずむ
楽しいし嬉しい
彼に触れられるだけで女でよかったって思ってしまう
「俺、先にトイレ行ってくるから待っててね」
私の髪を撫でて抱きよせてキスしてくる
どうして恥ずかしげもなくこんな事できるんだよ、、、
キスして顔が離れる
うっとりするくらいきれいな顔立ち
見とれてしまう
「たかがトイレ行くだけでキスしてくんな、、」
「へへ、貴女と片時も離れずにいたいんです」
もう・・・ダメ
夕貴もたまに言ってくれるけど
御山くんのほうが胸にクる
しばらく待っていると
若い男の子に囲まれた
「かわいいね、一緒に遊ぼう?」
「年いくつ?高校生?」
ナンパ?、、やばい、、
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