夕貴にピルを飲むかを相談しないとな
休日にすこし話合う事に
夕貴はすこし難しい顔をしている
納得いかない様子だ
「ピルって副作用が出る場合もあるんでしょ?」
「あ・・・うん、でもね?ゴムつけてても100%避妊はできないでしょ、だから・・」
「ゴムだけで十分じゃないかなぁ?」
「でも、ほら!前みたいに急に夕貴を欲しくなったら・・・ね?」
私・・・・なんでこんなに必死なんだろう
・・・・・・・御山くんに中出しされたい
その欲求を満たしたいからだろう・・・
御山君のアパートに来た
まだ新人だしなぁ
ボロい・・・
部屋は小綺麗だし、まぁいいか
いくつかお酒の瓶と趣味のいい置物がある
「で?先輩?」
御山君がニヤニヤしながらスーツを脱いだ
ムカつく・・・ムカつく、、、、
「俺のためにピル飲むって、旦那さんに認めてもらえた?」
「うっさい!しね、、、さわんな!、、、」
抱き寄せられた
ドキドキする・・・夕貴と違う
すごく熱い熱い気持ちが溢れそうになる
これが恋心なら・・・
私は本気になってはいけない
夕貴がいるのに
ただムラムラして興奮しているだけなら
このまま、続けて、いつか縁が切れるまで・・・夕貴には隠れて続けよう
私の心は夕貴のものだから
体は・・・もうこいつのものになりかけている
触れられただけで高鳴る心音
私は恥ずかしくて泣きそうになりながら
こう・・・言った
「ダメ・・・だった」
「あちゃ・・・隠れて飲めない?」
「無理だよぅ、、、」
「ま、いいじゃん・・・むかつくクソガキに子供孕まされるかもってスリルを味わえるよ?、、」
「本気でころしていい?、、、」
「先輩にならいいよ、、」
夕貴を説得できなかった
私の体を気遣ってくれているから、当たり前の事だけど
私は正直煩わしいと思ってしまった
御山君の精液を中で受け止めたいのに、、、
安心して中出しを楽しみたいのに、、、
「先輩、俺に中出しされるの好きでしょ?、、、」
ベットで始まる行為
彼に質問され責められても私は否定を続ける
本音じゃない・・・
「ね?今日は?、、」
「いくっ、、、んっ、、、・・・・・わかんない」
「ゴムはずす?」
彼の笑みは子供のようで
愛らしくて、させてあげたくなる
「責任取ってくれる?」
私は毎度、そう聞いてしまうのは
自分の分からないくらい心の奥底の願望
彼と心も体もすべて結ばれたいと思っているのかもしれない
夕貴を捨てて、彼と結婚
そんなの・・・そんなの・・・
いや!いや!
「ダメ!しね!、、」
「へへ、、」
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