博多までは飛行機で行くんだよね
どうしよう・・・二泊三日だし、すぐ帰れるけども
ドキドキしてきた、、、
「夕貴、お土産なにがいい?」
「んー、明太子かな」
「おっけー、じゃあ、行ってくるね」
「うん、行ってらっしゃい」
夕貴が送り出してくれた
愛しい私の旦那様、、、
空港につくと御山君がいた
私を見て微笑んだ
やっぱりドキドキする
「先輩、行きましょう」
「・・・・うん、、」
浮気旅行じゃあるまいし、、冷静になれ、私
御山君と浮気をしたのはまだ三回だけだ
習慣化する前にきっぱり切れればいいんだけど
触れたい欲求が日に日に増えていく
こらえてた欲求が、今回の出張で爆発しないように気を付けないと
「先輩、荷物持ちますよ」
「あ、ありがと、、」
優しい所もあるんだよね、、、、でも遊びなんだから気にしちゃダメ、、
飛行機に乗って一息つきたいけど隣に御山君いるし
ドキドキする、、、
「先輩、先に言っときます」
「へ?」
「俺、出張先ではゲームしませんから」
「はぁ、、、?当たり前でしょ、、」
なんで?なんで?
襲ってくれないの?
気持ちよくしてくれないの?
私、、、やっぱり期待してたんだ、、、
裏切られて切ない、、、
博多に到着して、すぐに相手会社に挨拶に向かい、話を進めた
最初はかなり難色を示していた・・・が、きっちり説明し、なんとか説得したら交渉はうまくいきそうだ
私もなかなか話術が上がってきたな
明日、書類にサインするとの事
そして、宿泊先のホテルへ向かう
私は会社にサインをもらう約束をとったと電話した
誉められた・・・すごく、、
今年のボーナスは期待していいぞ、だって、、、
「先輩はやっぱりすごいですね」
「ふんっ、、」
二つ部屋を予約してある
会社の経費で落ちる
「じゃ、明日また」
「・・・んっ、、」
御山君の袖をつかむ
「どうしたんですか?部屋でも業務があるんですよ?」
「・・一緒に、、」
「・・・はっきり言って?先輩」
抱き寄せられて耳元で囁かれた
「一緒に、仕事、、、、」
「ダメです」
「うー、、、」
「俺の事、そんなに欲しいんですか?」
「ちがう!バカしね!、、、」
突き飛ばして予約した部屋の鍵を取り出して中に入った
その場にへたりこんで
ため息、、、、
仕事しに来てるんだぞ、私、、、、
パソコンを開いて
仕事を開始
まだドキドキして
彼がほしくて
たまらない
夜になったら、、、来てくれないかな?
邪魔するものはないし、、
いっぱいできるのに、、、
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