麻「それからはセックスがしたい時にするただの家政婦扱いでさ」
私もそこまででわないが旦那に感じた事は何度かあるが
麻「自分が惨めでね…自分を他の男どもの3倍したわぁーそしたらいつの間にか自分でチーム作ってリーダー出来る位になったゃった」
軽く言ってるが学生時代から血が滲む努力を人の何倍の量をするのを思い出した私は言葉を失った
麻「最初は女ばっかりで編成してたチームなんだけど男性の意見も取り入れようって事でね新卒の子入れたんだけどねぇまるでだめでさぁ」
クスクス笑いながら話す麻理に私はどこか違う世界に住む人にしか思えなくなってきた
麻「女って陰湿だから使えないその子に酷いのなんのってさぁ~限界が見えて辞める相談をされた訳」
まるで学生の恋バナみたいに話す麻理に私は適当に相づちをしてた
麻「扱い易そうな小動物系を選んだから当然なんだけどさ目の前でポロポロ泣かれちゃってさぁ思わず抱きしめちゃったんだ
2人とも酔ってしその後はまぁ元気が出るならって思ってさぁホテルに行ったの
若い子って凄いねぇその一晩で6回だよ
6回!」
江「6回も?」
麻「腰はガクガクだしもう汗なのか液なのかわからないし頭は何も考えらんないし
ただ久しぶりに燃えたし女だって実感して帰ったわー」
江「その彼と今もなの?」
麻「いーえ違うわ
その子とはその後何回あったけど私のアドバイスが効いてドンドン仕事出来る様になって1年後にはやり手な部署に持ってかれて疎遠になったゃった
ただね…」
江「ただ?」
違う世界の話なのに私は興味が湧いて来てしまったのだ
麻「彼と会った日の次の朝の化粧ノリがが良いって言うか肌の調子が良いっていうかさぁやっぱり気分もいいからなのかも知んないけどさいいんだよね」
江「なにそれ~」
思わず笑ってしまった
麻「セックス美容かな」
麻理は恥ずかしそうに笑ってごまかした
そして友人との再会は会って3時間でお開きになり
会計の際に
これから言い訳やアリバイに協力してもらうかもしれないからと麻理が全額支払ってくれた
別れ際に
これ美に磨きを掛けきますと敬礼をしてそれぞれ違う方向の電車に乗った
私の心なかには
歳を重ねても美しい麻理と歳相応な自分が同じ女として生きる不平等な気持ちが芽生えていたの気が付いた
続く
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