「ヤレヤレ汗かいちゃったな。どっこいしょ。」
とか。田舎のオバサン的な言い回しで。保子オバサンは、鍵をあけ玄関の照明を点け入って行った。続いてお邪魔しますと。俺も部屋に足を踏み入れる。
2DKの何の変てつのないアパートだが、これから果たして保子オバサンとの禁断のセックスが始まるのだろうか。急に胸がドキドキしてきた。
「割と小綺麗にしてますね。僕のアパートとか凄くき汚ないんですよ。」
動揺を隠しながら茶卓に座った。オバサンは、早速コーヒーの支度を始めた。キッチンでドリップを使って丁寧に入れている。俺は、茶卓に座りながらオバサンの大きなお尻を盗み見していた。息子が、むくむくはね上がってきた。
さあ、どうぞ!オバサンは俺の正面に座るとコーヒーカップを2つ置いた。
「なーん!私が来るまでは汚なかったとよ。エロ本からコンドーム迄ちらかっとって。崇が会社に行ってる間、私が朝から夜まで掃除婦で働いたんだから。」
大きな眼をぱちくりと開いてクスッと笑った。
「それに海外赴任の準備に一週間かかったとよ。段ボール箱大に20箱を航空便。大型のスーツケース2つが手持ち。まあ、息子のことだから苦にはならないけど、主人のことだったら拒否してるわ。」
オバサンの口から準備の苦労の空い間に、大胆に下ネタが出てくるのが有難い。これに乗じてエロい素地をしっかり作って置かなければならない。
「若い男はしょうがないですよ。奥さんや彼女がいなければ、溜まりまくってますからね。」
俺は、照れ隠しにコーヒーを一気に飲み干した。
「あらあら。崇が溜まっとるのは知っとったけど。晋二さんも溜まっとるとやろか?」
来た!反応が、具体的だ。オバサンは、コーヒーカップを握りながら、大きな目で俺を見た。
「いやあ。痛いとこ突かれましたね。恥ずかしいなあ。僕の場合、そこそこですよ。オバサンは、如何ですか?」
南国の開放的な女性だからこんな問いかけが出来ると踏んでいた俺は、オバサンと実はアレしたい!我慢できない!と念じて、速球をオバサンのハートに投げ込んだのだ。
堪らずオバサンが、正面から俺の手に自分の手を重ねて来た。よくぞ言ってくれて有難うというように、色白の顔を紅潮させて頷づいた。
「オバサンね、少しおかしいの。胸がドキドキして止まらんごたる。」
正面から俺の手を、自分の胸に導いた。
「晋ちゃん、良かったら今日泊まっていかんね。パジャマもシャツも崇の新品があるし。会社には、明日、ここから行けば、、。」
※元投稿はこちら >>