「ここは、僕の行き付けですから。ご馳走させてもらいますよ。」
「あら。私が持つつもりだったのに。よかとね、晋ちゃん。」
都合、一万五千円の会計を済ませるとすぐに。そしつ違和感なく自然に、オバサンが俺の腕に腕を絡めてきた。さすがに、年の功だ。
俺は、久しぶりの高揚感に胸がときめかせていた。俺をときめかせるのものは、保子オバサンの柔軟性と開放的な性格。そして南国女の魅惑的な肉体だ。
下ネタでも時事でも嫌がらずに、話しに乗ってくれるオバサンは。うちのお袋のような気難しさが、微塵もない。
さて。行き付けの横浜珈琲店は、地上に出てルミナスの出口から少し歩く。崇のアパートの方向と一致している。辺りは、9月とはいえスッカリ暗くなっており、涼しい秋風が爽やかに頬を撫でる。
駅ターミナルを出ても、地下鉄や京急・相鉄の乗り継ぎの客が家路を急ぐため、まるで新宿や渋谷のような混雑だ。歩きながら、、。
「俺もオバサンのようなお母さんが欲しかった。崇がうらやましいですよ。」
シンミリと呟やいてみた。
「うわっ。それ殺し文句やね。あんな立派なお母さんをさしおいて。オバサン超うれしか!」
オバサンが、明るく笑い声をあげながら、更に腕を絡め胸を押し付けて来た。野暮ったいと思っていた半袖の白いブラウスの胸の膨らみが、凄く魅力的に思えてくる。
目的の横浜珈琲店が、左側に見えて来た。
オバサンが、俺の腕をぐいと引っ張った。
「そうそう。晋ちゃん!コーヒーだったらここに入らんでも良かやない。崇のアパートで、オバサンの煎れたコーヒーを飲んでいかんね。」
確かに遠くに平沼高校の古びた校舎が見えている。ここからだと歩いて五分もかからないだろう。
「わかりました。お言葉に甘えます。」
暫く歩くと駅周辺の喧騒と混雑がなくなっていた。あるのは、コンビニとドラッグストアだけだ。
ドラッグストアの前で、オバサンが足を止めた。
「あっ晋ちゃんちょっと待っててくれん?オバサン、明日から生理が始まるかも知れんとよ。ちょっと買うて来るけん。」
紺のプリーツスカートをふわっとなびかせて店内に入って行ったオバサンの魅惑的なこと。明日から生理だなんて!訳すると、、オバサンはセックスしたくてたまらないの。晋二さん今日しかないわよ、、。だ。保子オバサン開放的にも程があるでしょ!
俺の息子は、極限まで勃起していた。
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