愛子と藍子 18(3P編 6)
(今回エロほぼなし。)
「…じんさま、ご主人さま…」
誰かに呼ばれた気がする。
しかし今の私はとことん疲れている。
できるならこのまま寝かせて欲しい…。
返事もせずに再び深い眠りについてしまう私。
「ご主人さま、ご主人さまぁ!」
今度は揺り動かされた。
なんだ?夢じゃないのか?
…
…
ぱっと起きた。
車で爆睡していたみたいだ。
目の前に藍子と優子の顔があった。
2人とも心配そうに覗き込んでいる。
「…大丈夫ですかご主人さま?」
「まだ眠いなら部屋で寝てください。」
藍子、優子が立て続けに話しかけてくる。
「…んん。今何時?」
寝ぼけなまこのガラガラ声な私。
「今、朝8時です。」
うむ、車で3時間も寝てたようだ。
まぁ無理もない。
昨日は朝から優子と1回H、その後、遅れてきた藍子、優子を散々苛め抜き、
藍子とベランダ→台所でH。
さらには某寝具店に行き、トイレで藍子とH。
帰ってきて、寝る前に藍子に挿入。
夜中に叩き起こされて優子とカーセックス。
そりゃ疲れるわ。
20代ならともかく30過ぎた身体には少し酷だったようだ。
とはいえ、こんなハーレムそうそうないわけで。
「……おはよ。」
今更朝の挨拶をつぶやく私。
「おはようございます。」
「おはようございます。」
異口同音。
「朝ごはん用意できてるけどすぐに食べる?」
優子が問いかけてくれる。
「うん、とりあえずまずは部屋に入るわ。」
車から出て部屋に戻る。
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さて、私が寝ている間の部屋の様子。
後日ビデオで確認した内容をレポート。
5時に部屋に戻った私と優子。
私はすぐに車へ。
映像に優子の姿はないが、物音だけが映像から入ってくる。
優子は朝ごはんの用意をしてくれているようだ。
藍子は未だベッドで爆睡してる様子。
そのまま1時間強経過。
6時を少し過ぎたあたりで藍子が起きた。
むくっと起きて、部屋をキョロキョロ。
寝起きの長澤まさみってこんな感じなのかな?w
で、誰もいないことを確認すると、台所のほうへ。
以下、声だけ。
「あ、藍子ちゃんおはよー。」
「優ちゃん、おはよ。元気になったみたいで良かった。」
「うん、まだ腰から下ちょっと敏感だけどね(苦笑)」
「あ、ご主人さまは?」
「車で寝てるよ。さすがに床は辛いみたい。」
「そう…。」
「あ、コーヒー入れるから座ってて。」
「あ、手伝うよ、ご飯優ちゃんにまかせっぱなしだし…。」
「ううん、大丈夫。昨日夜迷惑かけちゃったからやらせて。」
「そう…。じゃお願いします。」
少しして藍子が部屋に戻ってくる。
しばらく椅子に座ってぼーっとしている。
またしばらくすると、優子がコーヒー入れて持ってきた。
「ありがと。」
そのまま2人でコーヒーを飲んでいるが沈黙。
…。
…。
5分を過ぎたあたりで優子が口を開いた。
「藍子ちゃん、あのね…。」
藍子はビクッとしたが、すぐに聞く体勢に入る。
優子は続ける。
「正直に言うね。昨日、私が罰ゲームで放置されてて、
藍子ちゃんだけご主人さまに抱いてもらってたでしょ?
すごく羨ましかったし、すごく嫉妬した。
今まで何処か余裕ある気持ちでいたけど、
実際、藍子ちゃんの気持ちよさそうな顔や声を見せ付けられて
正直、ご主人さまを自分のものにしたくなった。」
ここで優子はコーヒーを一口含む。
藍子は黙って聞いている。
「でも、ご主人さまは私のものでもないし、藍子ちゃんのものでもないし。
現に私も藍子ちゃんも旦那も子供もいるじゃない?
これからどうしようとか考えてる?」
優子の問いに藍子はしばし考える。
そして仕事モードのようにはっきりと語りはじめた。
「優ちゃんの気持ちすごくわかるわ。
私ももうご主人さま無しじゃ生きられないもん。
ただね、じゃあ、主人や子供を捨ててご主人さまの下へ行く事を
ご主人さまが喜ぶかって言ったら別じゃない?
私は今は敢えて考えないようにしてる。
ご主人さまが抱いてくれるだけで今は幸せ。
将来的に離婚はするかもしれないけど。
自分の気持ちに嘘ついてまで主人のそばにいることが
子供の為になるかもわからないし。
ただ、その時にご主人さまと結婚なんて求めてない。
ううん、そうなれば幸せだけど、無理だって分かってる。
優ちゃんが言った通り、ご主人さまはご主人さま自身のものだから。」
黙って聞いていた優子は、大きく頷いた。
「私も同じこと考えてる。
ここまでご主人さまの存在が大きくなった以上、
旦那とは早かれ遅かれ別れると思う。
ただ、ご主人さまとの事はまた別。
私たちはあの人の人生の邪魔だけはしちゃいけない。
求められた時に応えられればそれでいい。」
藍子も大きく頷く。
「じゃあ優ちゃん、2人で約束しよ。
ご主人さまの人生を私たちが壊さないようにって事だけ。
その上で、どっちがより寵愛を受けられるかどうかは競争。
恨みっこもなし。
それでいいよね。」
「うん。藍子ちゃんが同じ考えで良かった。
負けないよ!」
「私だって負けないよ。」
そのまま2人はしばし雑談。
気がつくと8時になった。
「そろそろご主人さま起こす?」
「そうね。まだ寝たいならせめて部屋で寝てもらいましょ。」
そうして2人は車へ向かった。
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と、私が寝ている間に、人妻2人はそんな話をしていたわけで。
もっとも2人の話を知ったのは火曜日になってから。
寝起きの私はそんな話は露知らず、部屋に戻ってシャワーを浴びた。
そうしたら頭がすっきりしてきた。
シャワーから出る。
下着とか用意せずに入ってしまったので、
とりあえず全開状態で部屋に入る。
「あ、やだ…。」
「え、あ…。」
すぐに顔を赤らめる2人。
「あ、ごめん、着るもの用意せずに入っちゃったから。」
そう言いながらも、着るそぶりは見せない私。
どうせ今日もすぐに脱ぐんだからいいか、と。
昨日ほどは体力はないだろうけど
己がしたいと思ったらすぐに出来るように、ね。
「優ちゃん、とりあえずコーヒーもらえるかな?」
「はい。」
すぐさま優子がコーヒーを入れて持ってきてくれる。
「ありがと。」
コーヒーを飲み、タバコに火をつけながら、今日の予定を考える。
優子も藍子も、私が全裸のままなので、
いつ求められるかと緊張してるみたいだ。
期待もしてるのかな?
しかし、まずは腹ごしらえだし。
その前にアレ飲んでおかなきゃ。
私はコーヒーと一緒にバイアグラを流し込んだ。
流石に今日はバイアグラ無しじゃ起つ気がしない。
「さて。お腹空いてきたな。」
「あ、もう準備出来てます。」
さすが優子。
「じゃあまずは3人で朝ごはんだね。」
「はい。」
すぐに優子は台所へ向かい、藍子はテーブルを片付け始めた。
優子が作ってくれた朝ごはん。
フレンチトースト、サラダ、スクランブルエッグ。
普通にうまい。
「優ちゃんはほんとお店できそうなくらい料理うまいね。」
と私が褒めれば、
「ほんと。料理は全然かなわない。」
と藍子も頷く。
「そんなことないよぉ。」
と言いながらも嬉しそうな優子。
ここで、さっきの2人の会話を知らない私は思う。
(昨日に比べて2人がフレンドリーだな…。)
(これならすんなり3Pやレズ出来るかもな。)
その後も2人はまるで私と関係を持つ前に戻ったかのように
楽しくおしゃべりをしていた。
朝飯をおいしく頂いた後、身の回りを片付けた。
私は全裸のままでw
夜干した布団はそのまま日にあてることにした。
昨日買ったまま放置してたマットやシーツの封を開けたり、
簡単に部屋を掃除したり。
藍子はそれを手伝ってくれたし、優子は洗い物してたり。
気がつくと10時を過ぎていた。
「ふー。少し休むべ。」
3人揃ってベッドへ腰掛ける。
するとごくごく自然にエロモードに入る。
右隣にいた優子と目が合うと自然とキス。
「ん…んん…。」
思わず漏れ出る優子の声。
ふと左を見ると羨ましそうな藍子。
今度は藍子とキス。
「んふぅぅん…。」
藍子も声が出る。
藍子とキスをしている間に、頼んでもいないのに私の乳首を舐め始める優子。
藍子はキスをしながら自然に私の息子をやさしくさすり始める。
(な、なんなんだ?この2人の連携は…)
早朝の件を知らない私、タジタジです。
次回、いよいよ本格的3P!
続く
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