その日以降、妻が見舞いの時間に遅れることはありませんでした。そして私は、
出来るだけ午前中に一回は、自宅に電話するように努力しました。結果として妻が
電話口に出ないことは一度もありませんでした。一方、妻の携帯ですが、可能なら
毎日、チェックしたいところでしたが、そうそうチャンスはありません。妻に携帯を
見せろと命令すれば拒否することはないでしょうが、それでは、それとなく妻の様子
を探る手段を失ってしまうことになります。私は、そのチャンスがくる日を待ちました。
そして、前回チェックしてから4~5日後、再び、私は妻に売店への買い物を頼み、
妻のバッグを物色することができました。まず携帯ですが、あの謎の番号は、その後も
2回、午前中早くに、かかってきていました。そのうち一回は、今日の午前中でした。
さらに、驚いたのは、私の携帯からの着信履歴が、その謎の電話がかかってきた日に
残っていることでした。時間を確認すると、それは私が自宅に電話をかけ、妻と話した
時間と一致しました。私は間違いなく、今日も妻の携帯ではなく自宅に電話したはずです。
それなのに、なぜ、妻の携帯に私の携帯からの履歴が残っているのか?私はできるだけ
冷静になって考えた末に出した結論、それは「転送電話」でした。「間違いない、これは
転送電話だ・・・」しかし、なぜ妻は自宅の電話を自分の携帯に転送するなどという手段を
講じているのか、ますます頭は混乱してしまいました。そして、さらに私の頭を混乱させた
もの、それは、またしてもバッグの底から出てきたビニール袋に包まれた下着でした。しかも、
今回は、明らかに使用済のパンティでした。パンティを手に取り恐る恐る裏返すと、不安は
的中、その中央部にはっきりと白いシミが残っていたのです。私にはそれが何を意味するのか、
すぐにわかりましたが、念のため鼻を近づけて嗅いでみました。青臭い匂いがはっきりと
わかりました。間違いなくそれは男の精であり、パンティの裏に付着しているということは、
妻の膣内から零れ落ちたものに間違いありません。残念がら妻が私に会いにくる前に、誰かと
SEXをして、しかも中出しまでされたことは確かなようでした。おそらく男の精でパンティが
汚れたことに気付いた妻は私に会う直前、慌てて病院のトイレで持っていた新しいパンティに
履き替えたのでしょう。妻の膣内には、今でも誰かわからない男の放った精液の残りがあるかも
しれません。私はもう完全に打ちのめされました。「誰だ?相手は?・・・まさか萩原では?」
あんなに約束したのに、妻は再び、私を裏切る不貞行為を行っているのです。今すぐに、戻って
きた妻を問い詰め、今度こそ引導を渡したい所でしたが、ここは病院であり、大勢の人前で夫婦の
恥部をさらすことはさすがにできません。ましてや今の私の不自由なカラダでは、妻を追い込むには
限界があります。私はその場は怒りに満ちた気持ちを抑えるしかありませんでした。
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