私は、そう言うと妻にボイスレコーダーとマイクを渡しました。時計の針は、すでに午前3時を
まわっていました。こうして、私たち夫婦にとって長い長い夜はようやく終わりを告げたのでした。
翌日、私は年休をとり、約束通り妻に付き添いました。
「あなた・・・行ってきます」
「ああ、がんばれよ・・・忘れるな、10分だぞ・・・」
「ハイ・・・わかってます・・・」
そう言うと、妻は車を降り、裏口から店へと入って行きました。以下は、ボイスレコーダーに
録音されていた音声です。
「おはようございます・・・」
「ああ、おはよう・・・」
「店長、今日はお話があります・・・」
「何だ、話って・・・」
「あのう、店長・・・今日でこの店、辞めさせて下さい・・・」
「・・・」
「店長・・・聞いてますか・・・」
「ああ・・・話っていうから何のことだと思えば・・・朝から冗談もいい加減にしろ・・・」
「冗談なんかじゃ、ありません・・・」
「・・・どうした、突然・・・何を言い出すんだ・・・」
「夫にばれたんです、あなたとのことが・・・」
「・・・」
「だから・・・もう、このまま続けることはできないんです・・・」
「・・・なるほど、そういうことか・・・いつかはそういう日が来ると思っていたが・・・
案外、早く来たな・・・イイじゃないか、これでこそこそする必要がなくなる・・・
これで遠慮なく、いつでもお前を抱けるな・・・」
「何言っているんですか・・・そんなこと夫が許すわけないじゃありませんか!」
「許すも何も・・・俺は欲しいモノは絶対に手に入れる・・・お前だって、そのくらいのこと
わかっている だろう・・・俺はおいそれとお前を手放したりしない・・・」
「いい加減にして・・・私はあなたのオモチャじゃないの・・・私には大切な夫と子供が
いるの・・・もう 私たちをこれ以上、苦しめないで下さい・・・」
「苦しめる?そりゃあ、俺に妻を寝取られたお前の旦那の気持ちがわからないではないが、
お前はいつ苦しんだ?・・・昨日まで、あんなに俺のマラでよがり狂っていたくせに・・・
なあ、お前に女としての悦びをとことん教えてやったのはいったい誰だっけ?」
「全部、あなたに脅されていたことです・・・」
「おいおい・・・それはないだろう・・・最近は、1回では物足りなくて、言われなくても
俺のチンポにしゃぶりついて求めてくるのは誰だっけ?・・・なあ、そんなつれない話は
いい加減やめて、ほら、こっちへ来いよ。何なら今日はこのまま店は閉めて、4時まで
たっぷり可愛がってやるから・・・もう、そんなたわいごと、二度と口に出来ないくらい、
チンポで狂わしてやるから・・・」
「もう、やめて!店の外に夫が来ているの・・・嘘じゃないわ・・・10分経っても私が
店から出て来ないときは警察に連絡するそうよ・・・あの人はやるって言ったら絶対に
やる人だから・・・」
「・・・ふーん、そういうことか・・・どうりで、お前がいつになく強気でいるわけだ・・・
まあ、いいだろう・・・今日のところは、手を引こう・・・」
「辞めさせてもらえるんですね・・・」
「ああ・・・いいだろう、好きにしな・・・」
「ありがとうございます・・・」
「・・・だが・・・お前・・・本当にこれでいいのか?・・・俺と別れて・・・」
「・・・お世話になりました・・・」
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