高一の時、自慰を続けて六回したことがあります。ですから、詩織さんが「もっと、できる?」と聞かれたときは
「はい」と返事しました。「今度はもっと長く、お願いね」私は無言でうなづきました。自慰の時もそうですが、三回目あたりから、すぐには内部から何かがぐっと
くる感じはありません。ただ、自慰の時と違って、詩織さんとは快感が半端でありませんから、いつまでも持つかは
自信がありません。「今度もあなたが上ね」私は黙って、彼女に覆いかぶさりました。乳房は何回もなめまわしましたが、
考えてみれば、まだ詩織さんとキスはしていません。それで、キスをしようと彼女の口に近づきましたが、口は真一文字に結んだままで、
開きそうにありません。そこで思い切って「キスはだめなの?」「ごめんね。主人を裏切っていると思うと、キスだけは勘弁して」当時の私には
何が何だかわかりませんでした。当然、四回目ですから、前よりもずっと長持ちします。彼女は女盛りだけあって、感じまくっています。私の拙い性技にも反応して
くれます。私もこれでもか、これでもかという風に、腰を彼女に打ち付けました。しかし、前のように内部から盛り上がってくる何かがありません。それで、彼女に断ることなく、
彼女のパンティを思わず取り上げ、口元に持っていきました。詩織さんは私のその行為に気づきません。うわごとのように「もっと。もっと、してっ、ネッ、ネッ、いい~、いっい、ァわ~」
何か言っています。見ると眼も開いていません。こちらにとっては都合がいいのはいうまでもありません。
パンティを口元に持っていき、なめたり、匂いを嗅いだりしていれば、彼女はきっと怒るにちがいません。
パンティからの刺激だと思いますが、突然快感が湧いてきました。「いくよっ、いくっ」「いいわっ、きてっ、きて」残った力を下腹部に集中し、イキました。詩織さんも私に合わせるように
「イッ」と叫ぶと、ぐったりなりました。それが女性がイクことだと後から教えてもらいました。私はあわてて、彼女のパンティを
元の位置に戻しました。とその時、時計をみると、小屋に来てから、2時間以上が経過していました。彼女は相変わらず、寝たままの姿勢です。すると
「もうそろそろ帰ったら、いいこと、下着泥は犯罪よ」「今度したら許さないから」私は詩織さんに何回も誓わされました。おかげで、下着泥という性癖の呪縛から抜け出すことができました。
そして、帰り際に、「今日のことは忘れて。道で会っても知らないふりしてね。約束よ」こうして私の性体験は終わりました。
ただ、彼女がこの時、身に着けていた下着一式、紺色のペアのブラジャーとパンティ、黒色のストッキング、ガーターベルトをプレゼントしてくれました。その後、これらの下着が長いこと私の自慰の
小道具としての役割を果たしてくれました。
それから、約一年後、彼女がベビーカーを押して旦那さんと思われる方と歩いているのをみかけました。
この時、ようやく彼女が私に抱かれた理由がわかりました。いったい、彼女はどのように旦那さんに説明したのでしょうか。
若き日のほろ苦い思いです。
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