孝之は恵美にメールをした。
「恵美さん…もう会うのは止めます!すいません。」と。
慌てた恵美は孝之にメールをした。
「あたしいけない事したかな?」と返すと「恵美さんは素敵ですよ、でも他に好きな人が出来て…恵美さんとエッチしたら申し訳ないから」と。
「そんな…何が不満?直すから!お願い!そっか…中で出したいのならいいのよ!」と必死に返したが、「ごめんなさい、」とメールが来て、それ以来返信が来なかった。
「何がいけないのよ!」輝美程ではないがスタイルには自信があった恵美のプライドを傷つけた。
誘った男は100%落としてきた恵美。
捨てることはあっても捨てられたことはなかった。
苛立つ恵美は携帯を投げつけた。
しばらくして恵美は奈津美と昼食を食べていた。
奈津美は孝之との待ち合わせがあり、孝之のアパートにいくことになった。
奈津美から話を聞きながら不機嫌になる恵美。
「いいわね?」と話す恵美に奈津美が「どうしたの?」と聞くと「好きな人が出来て会えないって!」と恵美が話す。
「彼女でも出来たのかしら?」と聞くと「知らない!」と恵美は不機嫌に話した。
時間になると「彼氏が来るんでしょ?」と恵美は奈津美に話して店を出た。
「彼氏見せてよ!」と話す恵美に「駄目よ…」と必死で断る奈津美「ちょっとだけ遠くから」と恵美に言われ「ちょっとだけなら」と奈津美の車から離れた場所から見ている。
奈津美が車に乗りしばらくすると見覚えがある車が横に止まる。
「えっ?」恵美は少し近づいて見ると孝之の車と形や色が同じだった。
「違うよね?」と奈津美が乗り込み、ぐるっと外周を走る。
走り込みそっと通過する車を見ると孝之だった。
「どういう事?」と恵美は怒りと嫉妬、恨みが込み上げる。
奈津美と孝之が関係している…さっき温泉に行って濃厚なセックスをした話の相手は…
「信じらんない!」と恵美は怒りを露にした。
「あたしより奈津美がいいって言うの?」
恵美は輝美にメールをし、伝えると輝美も驚いて電話をしてくる。
「本当なの?」と輝美が聞くと「間違いないです。」と輝美に話したが、「いいんじゃない?奈津美さんなら」と輝美はあっさりと許した。
「いいんですか?輝美さん」と恵美があらげる。
「いいわよ けど何で貴方が怒るの?」と言われ慌てる恵美。
輝美を悪者にして寝取ったとは言えない。
「最低だな?と」と話すと「いいの…孝之くんにお礼したいくらいだったんだから」と言われそれ以上はなにも言えなかった。
自分より美しくない女を選んだ事に憎悪を抱く恵美。
小一時間すぎ、今ごろはアパートで孝之と奈津美が…
そう思うと苛立つ恵美。
なにも知らない奈津美と孝之は体を重ねていた。
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