『20』
自分の置かれた状況を十分理解してはいても、やはり性奴隷に堕ちたくはなかった。
とはいえ、もうじき弥生が給湯室から出てくる。
典夫が途中で止めさせてくれるはずもない。
抵抗した所で、やはり幸子に選択肢はなかった。
幸子は観念した様に目を閉じ、ゆっくりと顔を前後に動かし始めた。
「アッ・・・アァ~」
幸子が自ら剛棒を咥えている、そして柔らかな唇が見事なまでにまとわりつく快感に典夫は思わず声が漏れた。
「もっとだ!幸子、もっと激しく・・・」
典夫の指示とは関係なく、幸子は頭を少し強く揺さぶった。
もちろん、早く終わらせなければ弥生が来てしまうからだ。
そして、典夫は幸子の豊乳を鷲掴んだ。
白いブラジャーの上からでも、揉み応えのある豊乳は十分堪能出来る。
「いいぞ幸子!もっと気持ち良くするんだ!」
典夫に言われるまでもなく、早く終わらせたい幸子は更に頭を揺さぶった。
こんな所を由英に見られたら、何もかも終わってしまうだろう。
しかし、こうするしか家族の幸せは守れないのだと幸子は言い聞かせ、一心不乱に典夫の剛棒を咥え続けた。
そんな幸子の淫技に、典夫が耐えられるはずもなかった。
再び幸子の後頭部を掴むと、思いの丈を口内へ解き放った。
「オォ!!」
ドロドロとした液体が、幸子の口内から溢れ出しそうだ。
とはいえ、これで何とか弥生が戻ってくる前に終わらせる事が出来た。
幸子は安心すると、早く忌々しい剛棒から解放されようと吐き出そうとした。
だが、典夫は幸子の後頭部を掴んだまま離そうとしないではないか。
すると、典夫はあり得ない事を幸子に言い放ったのだった。
「・・・飲め」
「!!」
まさか、精液を飲めというのだろうか。
「さぁ、早く飲む干すんだ。本当に戻ってくるぞ」
この男はどこまで鬼畜なのだろう。
弱味に付け込み、どんどん幸子を堕としていくつもりに違いない。
この男に抵抗する事は無意味、幸子は心を殺した。
「ゴクッ!」
飲み干した瞬間、幸子は思わず吐きそうになった。
鼻が曲がりそうな程の悪臭、更にドロッとした飲み心地に拒絶するのは当然だった。
一方、典夫はそんな幸子を下品な顔で見つめ続けていた。
程なくして弥生が給湯室から出てくると、二人は何事も無かったかの様に元の姿で仕事に戻っていた。
そして、典夫は更に幸子を堕とし続けるのだった。
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