『14』
幸子は、典夫の行動の意図に気付いた。
今度はこの男に弄ばれなければいけないのか。
「・・・そんな顔をするなよ。どうせ朝からあいつの相手をさせられたんだろ?僕だってもう他人じゃないんだぞ」
汚ならしいジャージ姿は相変わらずで、幸子の身体を嘗め回す様に視姦し、股間を既に膨らませていた。
西尾は歩き出すと、ある場所で歩みを止めた。
会議室の扉の前だ。
西尾は、扉を開けた。
そして、幸子を中へ入る様に促した。
性奴隷に、選択肢など無い。
西尾の態度が、そう言っている様だった。
だがこれが今、幸子が置かれた立場なのだ。
幸子は、心を無にして立ち上がると西尾の横を通り、会議室へと入っていった。
『バタンッ!・・・カチッ』
会議室の扉は閉められ、密室状態になった。
西尾は、幸子と二人っきりになる瞬間を待ちきれずにいたのだろう。
西尾は直ぐ様、後ろから幸子に襲い掛かったのだ。
極上の肉体を抱き締め、その感触を味わう西尾。
荒い鼻息が髪に吹き掛けられ、幸子は嫌悪感しか感じなかった。
更に、西尾の手は幸子の豊乳にまで及んだ。
鷲掴みした幸子の豊乳は、スーツの上からでも確認するのに十分だった。
すると、西尾は幸子に語りはじめた。
「・・・幸子、初めて僕と会った時の事、覚えてるか?お前は今日と同じ服で僕に会いに来てくれたんだよ」
グレーのスーツとパンツ、中に白いYシャツとベージュのストッキング、靴は黒いハイヒール。
単なる偶然だが、西尾はあの日の衝撃を鮮明に覚えていた。
幸子が目の前に現れた事で、西尾の人生は一気に変わったのだ。
幸子の事だけで頭が一杯になり、ひたすら剛棒を扱いた。
そして昨晩、チャンスはいきなりやってきて念願を叶える事が出来たのだ。
感慨深げに幸子の豊乳を鷲掴みするのも納得出来る。
その幸子は、西尾になど関心無しといった反応でせめてもの抵抗を見せていた。
しかし、西尾にとっても幸子の反応など最早どうでもよかった。
西尾が興味あるのは幸子の顔や肉体、つまり外見だけなのだ。
西尾はスーツのボタン、更にYシャツのボタンも外した。
Yシャツを左右に開くと、ベージュのブラジャーが豊乳を包み隠していた。
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