『9』
典夫がこの状況で、幸子を解放する事は考えられない。
幸子に残された選択肢は一つだけだった。
「あなたって本当にクズね・・・」
「何とでも言え。俺はお前と愛し合えたらそれでいいんだよ」
これから毎日、こうして典夫に身体を弄ばれてしまうのだろう。
そんな事を考えていた瞬間、幸子は強引に屈まされた。
幸子の目の前には剛棒が待ち構えていた。
幸子の心の準備など無視し、典夫は剛棒を幸子の口内へ捩じ込んだ。
「ヴッ!!」
喉元まで届く剛棒に、幸子はえづかずにはいられなかった。
後頭部は掴まれ、幸子は生き地獄を味わっている様だった。
ようやく剛棒を引いたのも束の間、すぐさま根元まで捩じ込み、幸子を休ませようとはしない。
「ヴッ!ヴッ!ヴッ!」
腰を前後に動かしはじめ、幸子の口から苦しそうな声が漏れてしまう。
昨晩、何度も味わった幸子の口内は相変わらず柔らかくて温もりがあり、剛棒を刺激した。
このまま口内に発射して終わるつもりは毛頭無い。
典夫は、数分続けた幸子の口内への淫攻を止めた。
引き抜いた剛棒には幸子の唾液がまとわりつき、糸を引いている。
「ハァ!ハァ!ハァ!」
次に典夫は、苦しそうに肩で息をする幸子を乱暴に立たせた。
幸子を壁に押し付けると、Yシャツのボタンに手を掛けた。
幸子の豊乳に狙いを定めたのは明確だ。
幸子は、反射的に淫攻を続ける典夫の手を掴もうとした。
しかしその瞬間、幸子の脳裏に家族の顔が浮かび、典夫の手を掴む事は出来なかった。
そんな幸子の心境の変化に気付いた典夫は、淫らな笑みを浮かべながらYシャツのボタンを外していく。
上から外していき、裾はグレーのパンツの中に入れてあるので臍の辺りで止めた。
そして、典夫はYシャツを左右に開いた。
この日の幸子のブラジャーは、ベージュのシルク生地といった抑えめの落ち着いたものだった。
だが、幸子の豊乳に身に付けているというだけでどうにもいやらしく見えてしまう。
朝からこの刺激的な光景を見てしまえば、興奮せざるを得ない。
典夫は、我慢出来ずに背中のホックに手を掛けた。
ホックを外すと、ブラジャーを上にずり上げた。
そこには、昨晩と何一つ変わらない大きくてボリュームのある幸子の豊乳が典夫を待ち構えていた。
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