拒絶される…と一瞬、思いながらも動きを止める事が出来ずに軽く唇を合わせた。
時間にして数秒で唇を離し超熟の表情を見る。
超熟も私を見る。
再び唇を無言のまま近づけると、超熟は黙ったまま目を閉じる。
軽く触れ合う唇、私は行けると思い舌先で超熟の唇を軽く舐めてみる。
超熟は唇を開き私の舌を受け入れる。
和室の中に一気に淫靡な空気が漂い始める。
私の舌が超熟の唇を舐める音と、その内に唾液が混じり合う音だけが聴こえる。
小さめの座卓を挟みながらのキス。
座卓に置かれた超熟の両手を掴むと唇を離した。
超熟の両手を私の唇に近づけ、交互に左右の指先にキスをする。
その間も顔を逸らす事なく超熟を見つめ続ける。
顔を上気させながら悩まし気な表情を見せる超熟。
邪魔をする小さい座卓を横に押しやる。
その時に超熟は拒むように顔を左右に振る。
私は構わず超熟の両手を引き寄せると、膝が崩れるように私に凭れかかる。
奥さん…。
駄目ょ、これ以上は駄目…。
私は言葉を遮るように再び唇を塞いだ。
堰を切ったように超熟も私の唇を貪り出す。
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