痺れるような余韻を残し、私は超熟と並ぶようにベッドに横たわる。
片腕を伸ばすと、超熟は私の腕に頭を置き寄り添って来る。
超熟が乗せる腕をたたみ更に引き寄せ
奥さん、素晴らしかったです…
と囁く。
私も…
甘え声で言う。
でも!何で私なの…?何で私なんかと…?
超熟は、私が一時の欲望だけで求めて来たのかと思ったのだろう。
確かに超熟を抱きたいと思ったのは事実だが、こうして身体を重ね合わせた事で、超熟自身を更に好きに成ったのも事実。
腕に抱きながら、その事を懇々と話すと
遊びじゃないのね…?
いいの…それが分かれば私は、これ切りでも、いいの…。
と強く抱き付いて来る。
今だけじゃないです…奥さんさえ良ければ今後も奥さんと、お付き合いしたいです…。
私みたいな、お婆ちゃんで…あなたは満足出来るの…
私は会話を遮るように再び超熟の唇を塞いだ。
そこから、また堰を切ったように私達は互いを貪り合った。
二度目の絶頂を終え余韻を楽しんで居る時に、超熟の自宅の電話が鳴る。
なかなか切れない呼び出しに超熟は
家の人かも知れない…。
と言いながらベッド脇に脱ぎ置いたワンピースを着た。
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