それから4時間、男はまだ私の上にいます。
相変わらず、男の精力は絶倫そのもの・・・すでに3度、私のなかに精を放出しながら、こうして、私を責めぬいているのですから。
「ねえ・・・本当に休ませて・・・このままじゃ・・・私・・・死んじゃう・・・・ああ・・・・また・・・・いや・・・いっちゃう・・・やだ・・・とめて・・・いい・・・いくう・・あああ・・」
また私はいかされました。
何度目のアクメかわかりません。
でも、夜勤明けはいつもこうなんです。
昼食もそこそこにお互い、貪りあうんです。
最初のうちこそ、ご近所に声が聞こえないかと気にしながらの交わりでしたが、やがてこのアパートが学生や独身が多く、
昼間ほとんど人気がないことが分かってからというものは、誰の目を気にすることなく、歓喜の声をあげています。
息が絶え絶えの中、うっすらと男の汗にまみれた顔が目に浮かびました。
「また、いったのか?」
私は頷きました。
男は私の恍惚の表情を見ているようです。
意識が戻ってくる中で、私の胸にはふと一抹の不安が過ぎりました。
それは、このふしだらな生活が本当にこのまま続くのか、いつかこの男に捨てられはしないか、という不安・・・
そしてもう一つ、最大の悩み・・・それは私のお腹にできた命のこと。
まだ、男には打ち明けていません。
打ち明けるのが恐いんです。
この生活がどうにかなりそうで・・・・。
でもいつかは話さなければならないでしょう。
私、本気でこの男の子供を欲しいと思っているのですから。
でも、そんな思いはまた、どこかに消えていきそう・・・・だって・・・また男が腰を大きく振り始めたんです。
私の膣内では逞しいペニスの律動が再開されたんです。
「ああ、またくるの・・・もうどうでもいい・・・どうなっても・・・いい・・・ああ・・・ああああああ」
私の腕と足は自然と男の肩と腰に絡みつき、男の絶えることのない欲望をただひたすら受け止めようとしていたのでした。
お わ り
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