「もう許して・・・ダメ・・・死んじゃう・・・」
ベッドルームで私は男の巨根を根本まで受け止めながら、失神とうわ言を何度、繰り返したことでしょう。
そんな状態の私に、破局が迫っていることなどは、当然、知る由のないことでした。
男との禁断の関係が始まってから、心の片隅でいつも怖れていた事態・・・とうとう、その時がやってきてしまったのです。
でも、今考えれば、それは起こるべくして起こったといった方がいいかもしれません。
なぜなら、私にとって、あの男に昼間、自宅で抱かれることは、もはや当たり前のようになっていましたし、加えて男の態度は日に日に横柄さを増し、
その恥辱行為はますますエスカレートするばかりでしたから、何が起きても不思議ではなかったのです。
夫の出張中に自宅で男と一夜を過ごし、さらにずるずると昼の1時過ぎまで、男と肌を重ねあっている私・・・
男の上で自ら腰を大きく振りながら、その突き上げられる巨根を子宮の奥深くに感じていたのです。
「アア・・・イイ・・・ヤダ・・・またいっちゃう・・・」
男は私の乳房を両手でもみ上げ、腰をさらに大きく突き上げます。
私は髪をかき乱し、上体をのけぞらせて、悶え狂っていました。
まさに私と男がともに絶頂を迎えようとしたその時でした。
「麗子!」
私の耳に突然、遠くから聞き慣れた声が響いてきました。
そして、私は反射的に、その声がした方へ、状態を捻りました。
もちろん、下半身は男のモノを咥えたままです。
次の瞬間、半開きの私の目に飛び込んできたものは、呆然とドアの前に立ち尽くす夫の姿だったのです。
「あ・・・な・・・た・・・」
驚きのあまり、声が喉に詰まりました。
まさにその時、「おお・・・いくぞ!」と下にいた男は唸り声をあげながら、私の中に大量の精を放ったのです。
「アア・・」
男の大きく律動するペニスと子宮に達するザーメンの勢いの前に、心とは裏腹に私の肉体は反応してしまいました。
今までに感じたことのない異様な興奮と襲いくる快感に耐え切れず、私の視線はまるでドアの前に立つ夫の存在を忘れたかのように宙を舞い、上体を大きくのけぞらせて達していました。
下半身からは津波のような快感が次々に襲ってきて、全身を包み込むような震えが止まりません。
「おお、亭主のお出ましか・・・」
夫の存在に気づいた男は、開き直ったように、言いました。
そして、まるで勝ち誇ったかのように、再び、腰を突き上げ始めたのです。
「イヤ・・・とめて・・・ダメ・・・」
夫の冷たい視線を背中に感じなら、私は何とか男の手を逃れ腰をあげました。
男のペニスから解放された私の膣からは、大量の白い精液が流れ出ました。
時すでに遅いとはいえ、私は股を閉じ、手元にあったシーツでそれを隠そうとしていました。
おそらく、主人の目には、男に中出しされた妻の姿がはっきりとうつっていたと思います。
「麗子・・・おまえ・・・」
その時の私には、ただ全てのものが崩れ去っていくのを受け止めるだけでした。
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