今日も、あの男はほぼ決まった時間(午前8時半すぎ)に、我が家のベルを鳴らしました。
3日ぶりの訪問です。
玄関に入って、熱く私の唇を奪った男は部屋に入るや否や、突然、言い出しました。
「今日は2人で外へ出るぞ。」
もう今となっては、この男のすること、言うことに対しては、たいがいの事では驚かなくなっていた私でしたが、
さすがに男の口からいきなり飛び出したこの言葉には、耳を疑いました。
「えっ?」
「外に出ると言っているんだ。早く用意しろ!」
いつものような命令調が戻ってきました。
(この男、本気で私を外へ連れ出そうとしている。どうしよう・・・きっと今度は外で私をどうにかするつもりなんだわ・・・)
すると男は次に、ベッドルームにむかいました。
私もその後についていくと、男は、衣装棚をあけ、何やら、私の服を物色し始めたのです。
そして、1枚のスカートを取り出すと、
「これを履け。ただし素足のままだぞ。」
と私に放り投げてきました。
私が男から受け取ったのは、まだ短大出たてのOL時代に履いていたミニのタイトスカートでした。
(これを履いて外へ出ろと言うの?今更恥ずかしくて履けるわけないわ・・・)
「早くしろ!」
相変わらず、有無を言わさない言葉が私を突き刺しました。
私は、渋々、履いていたスカートを脱ぎ、そのミニに足を通しました。
何とか履き終えた私の姿が、ドレッサーの鏡に映し出されます。
膝上15cmはあると思えるミニスカートは、パンティラインがはっきりわかるくらい、ピッタリと張り出した私のお尻に密着していました。
(お尻がきつい・・・無理ないわ、8年も前のスカートだもの。でも、恥ずかしい、こんな姿、とても他人に見せられない・・・)
自分で言うのも変ですが、それはまるで腰からピップにかけて男を挑発するフェロモンがむんむんと湧き出ているようないやらしいスカート姿だったのです。
しかも同時に指定してきたブルーのブラが、薄手の白いブラウスの下からはっきり透けて見えるのです。
「よし、それでいい。」
男は、私にいつもより濃くお化粧をすることを求めました。
久しぶりにひくアイシャドーにマスカラ・・・そして男の要求とおりにつけた真っ赤な口紅・・・鏡の前の私は、妖艶な色気を発する娼婦に変わっていきました。
「本当に、お前はいい女になったな。」
ドレッサーの前に座る私に近づいたづいた男は背後から抱きしめながら耳元でそうつぶやきました。
(いい女というより、俺ごのみの女でしょう・・・イヤだ、どうしよう、こんな姿、ご近所に見られたら・・・)
この日を堺にして、男は私への新たな調教を開始したのでした。
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