『62』
この作戦なら必ず成功すると思っていた。
典夫のショックは、計り知れない。
しかし、落ち込むにはまだ早い。
チャンスはもう一日ある。
猶予が明日に延びただけの話だ。
典夫は、自心を奮い立たせた。
それに、改善点はもう見つけたのだ。
明日は、必ず上手くいくはずだ。
そうと決まればと、典夫は映像を巻き戻した。
先程はショックのあまり素通りしてしまったが、これは決して無視できる内容の映像ではない。
それは、脅迫材料としては物足りないが十分刺激的なものだった。
映像は、幸子がトイレに入ってきた所からだ。
便器の前で身体を反転し、
「ガチャガチャ」
とベルトを外す音が聞こえる。
ここまではしっかりと記憶にあった。
すると、ベルトを外し終えた幸子は黒のパンツを足首まで落としたではないか。
もちろん、パンツスタイルでトイレで事を済ませるなら当然なのだが。
更に、幸子はストッキングもずり落とした。
ストッキングはすねの辺りまで下げている。
映像はすねの辺りから映っており、わずかだが間近で見る肉感的な足は剛棒を刺激した。
そして、興奮度を最高潮にする典夫の待ちかねた物が現れた。
幸子はもう一枚、すねの辺りへずり落とした。
それは、紛れもない幸子のパンティだ。
「おぉ!」
呻き声にも似た典夫の叫びが事務所内に響いた。
グレー色のコットン生地、典夫が初めて見た幸子のパンティだった。
「さ、幸子はこんな下着を・・・」
ムクムクと起った剛棒を、典夫は我慢出来ずに下半身を脱ぎ捨てると扱きはじめた。
白のクロッチ部分が、また興奮を誘う。
「ここに幸子のマンコが・・・」
そこは、淫靡な香りが漂っているに違いないと容易に想像がついた。
典夫の剛棒は限界だった。
そこに、極めつけの淫音が流れはじめた。
「チョボ・・・チョボチョボ・・・ジョボジョボジョボ!」
幸子の排尿音が大音量で響いたのだ。
「ウォ!」
その瞬間、典夫の剛棒から大量の精液が放たれた。
「ハァハァハァ・・・」
明日、計画が成功すると遂に幸子が手に入る。
そうなれば、こんな映像などで欲望を満たす必要も無くなるのだ。
「ハァハァ・・・幸子、今日はせいぜい家族と楽しむがいい。明日でお前の幸せな人生も終わりなんだからな!」
典夫はそう叫ぶと再び映像を巻き戻し、剛棒を扱いた。
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