『89』
引き抜いた剛棒は、根元から先端までヌメヌメと光っている。
そして、剛棒という大きな栓で蓋をされていた幸子の膣内から、典夫の精液が溢れ出してきた。
それは、何とも濃厚な白濁色で、水気とは程遠い「ドロッ」としたものだった。
しかも、大量に注ぎ込まれた精液はまだ溢れ出てくる。
ドロドロと、まるで泥の様な粘り気だ。
全て溢れ出た頃には、精液が小さな水溜まりをつくっていた。
典夫は、上からその光景を見下ろしていた。
(本当に、幸子と・・・)
まだ信じられない、そんな心境だった。
しかし、この光景は紛れもない事実だ。
幸子と一つになったのだ。
そして、それはこれからもずっと・・・。
(十年、いや、この女ならそれ以上楽しめるに違いない!)
典夫は、これから続く幸子との日々に意気込まずにはいられなかった。
剛棒は収まらず、このままもう一戦、といきたかったがそうもいかなかった。
典夫は、西尾を見た。
「・・・いいぞ。やれ」
幸子との性行為を認めたのだ。
正直、幸子は誰にも渡したくなかった。
独り占めにし、徹底的に幸子を犯しまくりたいと思っていた。
だが、今回は西尾がいなければ成功は無かった。
西尾が現れたおかげで、絶対絶命の危機が救われたのだ。
云わば、今回一番の功労者というわけだ。
典夫は不本意ではあるが、西尾も仲間に加える事を決めた。
典夫の言葉を聞き、西尾はすぐ動いた。
ジャージ、Tシャツ、パンツを急いで脱ぐと汚ならしい体が現れた。
正に肥満体、不潔そうな剛棒が待ちきれなそうだ。
典夫がデスクを降りると、代わりに西尾が上がった。
まず、幸子を上から眺めた。
(すっ、凄い!何だ、この迫力は・・・)
幸子の類い稀な肉付きに、西尾は既に限界を感じていた。
じっくりと味わう事が出来そうにない。
西尾は、最低限幸子を味わう事にした。
幸子の顔を跨ぎ、腰を下ろすと剛棒を口にあてがった。
そして、強引に捩じ込んで咥えさせた。
絶望感から抜け出せない幸子は、まるで人形の様に何もしなかった。
「あぁ~!」
西尾は唸った。
典夫同様、幸子の口内に舌を巻いたのだ。
典夫だけではない。
西尾も初めて見た時から、幸子を犯す事を待ち望んでいたのだ。
西尾は、上から腰を振り降ろした。
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