『88』
「パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!」
幸子の喘ぎより、典夫の打ち付ける音の方が大きく響いている。
典夫は、最後の仕上げに取り掛かった。
これ以上我慢していては、体が持たない。
幸子の膣内にありったけの精液をぶちまける、その瞬間がやってきたのだ。
打ち付ける衝撃でデスクが「ギシッギシッ」と鳴り、幸子の豊乳が「ブルンッブルンッ」と揺れている、より一層速度を早めた事が分かった。
食い込むほど幸子の腰を掴み、一心不乱に剛棒を打ち込む典夫。
幸子の膣内も、それに対抗する様に更に締め付けてきた。
その時、典夫が先程襲われた感覚が再びやってきた。
血液が沸騰する様な感覚、しかも今回はそれが剛棒に集中しているではないか。
もう、限界だった。
「さっ、幸子!もう駄目だ!・・・いくぞ!!」
「だっ、駄目!やめてっ!何でもするから!だから!・・・中には出さないでぇ!!」
典夫の言葉に、意気消沈していた幸子もすぐに反応した。
典夫の体を引き離そうと、必死に押し出した。
だが、もう手遅れだった。
「パンッ!!パンッ!!パンッ!!パンッ!!パンッ!!」
打ち付ける淫音が最高潮に達した時、典夫の体が止まった。
その瞬間、典夫の剛棒が大きく膨らんだ事に幸子は気付いた。
そして、遂に
「・・・ゥオオオ!!!!!」
「いやぁぁぁ!!!!!」
典夫の雄叫び、幸子の悲鳴が事務所内に響く中、とうとう典夫の剛棒から幸子の膣内へ精液が注ぎ込まれた。
「ビュルビュルビュル!!」
そんな淫音が聞こえてきそうな程、典夫の精液は大量に幸子の膣内へと注ぎ込まれていく。
遂に、典夫の悲願が本当に叶った。
快感、それ以外は何も考えられない、何も考えたくなかった。
ガクガクと体を痙攣させながら、余韻に浸っていた。
対照的に、幸子は絶望感で再び言葉を失った。
取り返しのつかない事だ。
こんな男に犯された、貞操を守りきれなかった、妊娠してしまうかもしれない、全てが幸子を絶望感に包んだ。
心ここに在らず、正にそんな状況だった。
長く続いた射精もようやく終わり、典夫は少しずつ我に返っていく。
「ハァ、ハァ、ハァ」
荒い呼吸が響く中、典夫はゆっくりと剛棒を引き抜いていった。
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