『85』
「ねぇママ、今日の夕飯は何!?」
「今日はねぇ、ハンバーグよ」
「やったぁ!」
近所にでも住んでいる親子だろうか。
小さな男の子と母親が、会話をしながら事務所の前を通った。
どうやら自宅へ帰る途中らしいが、まさか目の前の建物の中で淫醜な行為が行われているなど思いもしないだろう。
幸子は、自分と晶に置き換えずにはいられなかった。
本来なら、そろそろ自宅に着いてもいい時間だ。
典夫や西尾、他の淫獣の存在も忘れて家族の事だけを考えていた。
それが今、まさかこんな状況に陥っているとは。
今の家族との幸せな様子は、逆に幸子を絶望的な現実へと突き落とした。
そんな幸子が悩乱している事など気が付かない典夫は、幸子の口内に浸っていた。
前後に動かすだけではなく、頬の内壁にも突き刺した。
幸子の頬がプクッと膨らみ、典夫は頬の感触も楽しんだ。
そして、また前後に腰を動かす。
慣れてきたのか、典夫は速度を早めて腰を動かしはじめた。
幸子は、引き離そうと手で典夫の体を押し出そうとするが、びくともしない。
「オッ!オッ!オッ!」
幸子の唇は、何度も捲れ上がっては元通りになるのを繰り返している。
(・・・幸子が俺のものを咥えてやがる!あの幸子が!)
典夫は、幸子に酔いしれていた。
すると、典夫にある変化が起こった。
ブルブルッと体が震えはじめ、血液が沸騰するのではないかと思うほど体が熱くなってきたのだ。
これ以上はもう限界だという予兆だった。
典夫自身、剛棒の硬度が今までの比では無い事でそれを理解した。
典夫は直ぐ様、剛棒を口内から引き抜いた。
そして幸子を乱暴に押し倒すと、幸子の足をこれまた乱暴に開いた。
最後の仕上げというわけだ。
典夫は幸子の股の間に位置取り、幸子の唾液でコーティングされた剛棒を構えた。
何をされるのか、言うまでもない。
今まで以上の恐怖が、幸子に襲いかかっていた。
「いやぁ!!やめてっ!!お願いだからそれだけは・・・!!」
典夫をこれ以上近付けまいと手で抑えようとするが、最早手遅れだった。
典夫は幸子の腰をがっしりと掴み、的を絞った。
そして、その念願だった幸子の秘部へ自身の剛棒を躊躇なく突き刺した。
「キャアァァ!!!」
幸子の悲鳴が、事務所内に大きく響いた。
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