『83』
典夫は自分のスーツに手を掛けると、脱ぎはじめた。
スーツ、そしてYシャツも脱いで上半身が裸になった。
やや細身の体型、そう思っていたが実は腹が出っ張り、だらしのない体だ。
続いてベルトにも手を掛け、外すとズボンを下ろした。
トランクス一枚になった典夫、そのトランクスの中央には巨大なテントが張っていた。
しかも、その先端は既に濡れているではないか。
限界は、とっくに越えているという事だろう。
そして、典夫は最後の一枚も躊躇する事なく脱いだ。
幸子は、思わず目を背けた。
典夫のいきり立った剛棒は、とても注視する事が出来ない物だった。
極太で大きい、見るからに硬そうなのが分かる。
正直、由英の比では無い。
しかし、それ以上に気にせずにはいられないのが、そこから醸し出される淫醜な臭気だ。
ドス黒い剛棒から「プ~ン」と精液くさい臭いが、幸子の鼻にまで届いていた。
正に、五感全てにおいて典夫の剛棒は幸子にとって凶器だった。
こんな物で膣内を貫かれたらひとたまりもない。
だが、典夫の狙いはまだそこでは無かった。
「よし、こいつを起こすんだ」
典夫は、西尾にそう指示した。
何をする気か西尾にも分からなかったが、とりあえず言う通りに動いた。
西尾は、掴んでいた幸子の両手を離した。
拘束を解放されても、幸子にはもう抵抗する体力が無い。
西尾は、難なく幸子を抱え起こした。
膝を横に曲げ、座らされた幸子は身体のバランスをとるのでやっとだ。
「・・・それも邪魔だな。全部脱がせろ」
典夫は、幸子の上半身を見て言った。
確かに豊乳が露になってはいるがスーツとYシャツはまだボタンを外されただけ、ブラジャーも豊乳の上にずらされただけだ。
西尾は、その全てを剥ぎ取った。
幸子の極上の身体を包み隠していた物は全て無くなり、とうとう一糸纏わぬ姿にさせられてしまった。
全裸になった幸子は、、また格別だった。
なんて魅力的な豊満体なのだろう。
脂肪の付き方に、一切無駄が無い。
世の淫獣共が、狂った様に幸子に夢中になるのも当然というわけだ。
典夫は、そんな幸子の目の前で仁王立ちした。
まるで、自身の剛棒を見せつけるかの様だ。
強烈な精液臭さは、とても耐えられるものではない。
何とか逃れようと幸子は顔を後退させたが、典夫はそれを許さなかった。
※元投稿はこちら >>