『82』
本当に感じ始めているというのだろうか。
もちろんクリトリスは性感帯なのだから、反応するのは当然かもしれない。
典夫は、更にクリトリスを攻めた。
「・・・んっ!!・・・んっ!!」
やはり、幸子の身体は反応した。
(こっ、この女、本当に感じてるのか!?・・・・・)
典夫は陰部から顔を離し、幸子の足を下ろして仰向けの状態に戻した。
無論、解放したわけではない。
それは、次の淫攻を行う為だった。
幸子の足は開かせたまま、典夫は自身の指を陰部へ潜り込ませた。
「んっ!!」
いきなり中指と薬指の二本を挿入され、幸子に動揺が現れた。
そして、典夫は最初から速度を早めて攻めた。
「んー!!」
典夫の指は、掻き回す様に膣内を襲った。
幸子は苦しそうに耐えている。
すると、徐々に幸子の膣内から妙な音が漏れ出してきた。
「ピチャッ・・・ピチャピチャッ」
その音は、少しずつ大きくなっていく。
幸子の表情が、みるみる険しくなってきた。
それから僅か、その瞬間はやってきた。
「『ビチャ・・・ビチャビチャビチャ』んっ!んっ!んっ!・・・んー!!『ビチャビチャビチャッ!!』」
何と、幸子が潮吹きしたのだ。
半透明な液体が、膣内からどんどん溢れ出してくる。
大量に溢れ出し、デスクの上には小さな水溜まりが出来た。
身体がビクビクッと痙攣し、幸子は何も考えられなかった。
ただ、イカされて潮吹きしてしまったのは紛れもない事実。
もちろん、由英との性行為中でも何度もイッた事はある。
それは、由英という愛する者との行為だからこそ感じるものだと思っていた。
まさか、こんな状況で絶頂を迎えるなど思いもしなかった。
プライドをズタズタに引き裂かれた幸子は、泣きそうだった。
「・・・」
半透明な液体は、典夫の手はもちろん、スーツにまで飛び散っていた。
典夫の指からは、まだ液体が滴り落ちている。
絶頂に達した幸子の姿、興奮しないはずがない。
典夫は幸子の足を掴み、また身体が折り重なる様に曲げた。
そして、その淫液で濡れた幸子の陰部を再び嘗め回したのだった。
下品に音を立て、全てを吸い尽くす勢いで嘗め回すと足を離した。
また、幸子は仰向けに寝そべった状態になった。
すると、典夫は立ち上がった。
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