理恵からはメールは来ない。
ため息をつきながらテレビを見ていた。
「嫌われちゃったなぁ」と呟き、酒を飲んでいた。
その亮の部屋を訪れようとしている一人の女。
部屋の前で一息してチャイムをならす。
亮は、誰だろう?と開けると…
現れたのは美紀
「こんばんわ!」突然の訪問に驚く亮
「どうした?」と聞くと「亮君今日誕生日でしょ?」と美紀は告げた。
「あっ?そうだった!」すっかり忘れていた。
美紀は紙袋を渡し「プレゼント!」と亮に渡す。
「わざわざありがとう!」と亮は嬉しかった。
忘れていた誕生日を美紀は覚えていたのだ。
「ケーキも買ってきちゃった」美紀はケーキも用意している。
玄関ばらいではひどすぎる。亮は美紀を部屋に入れた。
「本当に忘れてたんだ?」美紀は缶ビールを見て話す。
「忘れるもんだよ!去年もだし」と亮はケーキを食べる皿を探している。
美紀は缶ビールを触るとまだ飲みかけのビールを一気に飲み干した。
「お前…ちょっと」一気に飲み干した姿を亮は見てしまう。
「車で来たんだろ?」と美紀に話すと「うん…代行で帰ればいいから」と違う缶を開けて飲みだす。
プレゼントを開けると、目覚まし時計だ。
「前さ…あんまり調子よくないって聞いたから」美紀は細かい話も覚えている事に感動した亮。
ケーキを食べながら気の聞く美紀に関心した。
美紀はハイピッチで飲む。「飲みすぎだよ」と話してしまうほど。
「大丈夫よぉ~」と話すがかなり酔って来てた。
しばらくし、さすがに酔ってる美紀を見て携帯で代行の番号を探す亮。
美紀は携帯を取り上げる「ダメ!追い返そうなんて!」と話す美紀。
「おい…」と取り返そうとすると美紀はなんと胸元に入れた。
「取りたいならどうぞ」と胸をつき出す美紀。
「お前な~」亮は少しキレ気味。
美紀は「私邪魔?」と亮に聞く。
「邪魔じゃないけど、11時過ぎたしさ家に帰らないと旦那さん怒るだろ?」と気を使っていたのだ。
「独身者の家に来てるの知れたら」と話すと美紀は「居ないもん!主張で来月まで帰らないし」と話し、「離婚届も水曜に送った」と話す。
「なんで?」驚く亮に美紀は「あの人女がいて別れて欲しいって女から最近来ててだから」と。
美紀は夫の不倫相手から電話が来ていて、夫に問い詰めると、相手の女が妊娠したといわれたのだとか。
離婚届も夫におくると直ぐに判を押してきたのでさっさと出したのだ。
「大変だったな」と飲みたい気持ちを察する。
「今日荷物取りに来るみたいだしさ」 と美紀は話した。
少し涙目の美紀を諭して眠る美紀をベットに寝かせて、亮も眠った。
翌朝、目覚めると美紀は起きていて挨拶された。
「昨日はごめんね…亮君に話してすっとした」と美紀は明るい顔をしていた。
「大丈夫そうだね」と亮は話すと「大丈夫だよ!眠込み襲わ
なかったんだね?」と美紀が話すと「ばかやろう、寝込みは襲わないさ」と亮が話すと「したくても私生理が来てるから明日までアウトでした!」と話すと帰っていった。
美紀は部屋に帰ると夫の荷物は無くなっていた。
「よかった!あんなやつの子供妊娠しなくて」と生理に安心し、美紀は指輪を売った。
翌週も亮と理恵はなかなか話せなかった。
妙に理恵は意識してしまうからだ。
亮もタイミングを掴めない。
週末、美紀は亮のアパートに現れた。
亮は美紀を部屋にいれる。
先週の出来事以来、美紀との距離が小さくなっていたが、まだ理恵の事を気にしていた。
亮も飲みたい気分になっていて美紀に理恵との話を聞いてもらいたかったからだ。
酔って理恵の話をすると、美紀は内心イライラしながら「積極的に話しなよ」とアドバイスした。
またピッチが早くなる美紀を止めようとしたが止めない。
11時をまわり美紀に代行を喚ぶと告げると亮の手から携帯を取り上げる美紀。
「亮君と一緒にいたい!」抱きつく美紀。
「私って亮君からみて魅力ない?」一気に問いつめる美紀…
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