『32』
とても人間の体の一部にあるものとは思えない、それは紛れもなく小倉の剛棒に間違いなかった。
異常な固さで下腹部に突き刺さる感触はまるで凶器だった。
押し付けられているだけでも犯されていると感じる程の恐怖があった。
衣服の上からでも幸子の肉付きを堪能するそれは更に膨張し幸子の下腹部に襲いかかった。
このままでは本当に犯される、幸子は何とかしなければと拘束された身体で何度も抵抗を試みた。
「フッフッフッ。無駄な抵抗はやめろ。ほら幸子、汗ばんできたぞ。またマンコが蒸れてるんじゃないか?」
幸子の抵抗を楽しむ小倉は卑猥な事を言うともう片方の手をポケットに突っ込んだ。
取り出した物に幸子は驚いた。
「それはっ!」
それは小倉が昨日、洗濯機の中から盗み出した幸子の下着だった。
「お前の下着だからな。肌身離さず持ってるんだよ」
そう言うと小倉はその下着を自分の顔へ押し付けた。
茶色のシルク生地のブラジャー、パンティが小倉の顔に押し付けられている。
目の前で自分の下着が小倉の顔に密着しているのを目撃した幸子は思わず目を背けてしまった。
「どうした幸子?お前の下着だぞ。恥ずかしがる事ないだろ。それよりも幸子、やっぱり臭うなぁ。今日のマンコとどっちが臭いのかなぁ。ヘヘへッ」
下品な笑いを浮かべ、本当はかぐわしい下着だという素振りを見せず幸子の恥辱にまみれた表情を小倉は堪能していた。
「まぁこんな下着はもう必要ないか。これから本物を味わうんだからな」
小倉は下着を顔から離すと再びポケットへしまい込んだ。
「お願いだからもうやめて!」
「幸子、お前が素直に受け入れればすぐに済む事なんだよ」
説得を試みたがやはり応じる訳がなかった。
鋭く睨み付けてはいるがさすがに幸子も疲労を隠せず呼吸が乱れてきた。
その表情は小倉の残虐性を更に高ぶらせた。
小倉は空いている方の手で幸子の髪を鷲掴みすると、また自分の顔へ押し付けた。
「きゃっ!」
鼻息を荒くし、髪を嗅ぐ強引な小倉の行為は幸子に抵抗する間も与えなかった。
髪をグシャグシャに掴まれたせいで綺麗に整えられていた幸子の髪型は崩れてしまった。
「幸子~、いい匂いだぁ。・・・もう駄目だ!我慢できんぞ!」
小倉は思いの丈を叫ぶと鷲掴みしていた髪を解放した。
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