『22』
驚いた拍子に放り投げたパンティをもう一度確認すると濃厚な大量の精液がまとわりついていた。
よく見てみると他の下着全てにも精液が浴びせられていた。
「おや、まさか今頃気付いたのかな?」
「あなた、どうかしてるんじゃない!?異常よ!」
「気持ち良かったよ幸子。早くその下着を着けておくれ。俺の精液がお前のマンコに絡み付くかと思うと。・・・あぁまた興奮してきたぞ幸子~!」
幸子は改めてこの男の異常さを思い知らされ再び恐怖心が芽生えてきてしまった。
(この男、本当に危険だわ!)
「ここまですればもう私に用は無いでしょ!?」
「何を言ってるんだ?本物のお前を手に入れるまで終わる訳ないだろ。まぁでも今日はこれ位にしておくよ。幸子に嫌われたくないからね」
身勝手な発言ばかり続ける男に幸子の精神状態は限界に来ていた。
「あぁそうだった。せっかく初めて幸子の部屋にお邪魔したんだ。お土産を貰ったからね」
(お土産?)
何を言ってるのか幸子には分からなかった。
「分からないか。じゃあヒントをあげるよ。洗濯機・・・と言えば分かるかな?」
ハッと幸子はすぐに男のヒントに気付いた。
急いで向かった先は廊下にある洗濯機だった。
幸子は着くなり洗濯機のフタを開けた。
幸子の予想は的中していた。
その洗濯機の中にあったはずのある物が無くなっていたのだ。
もちろん、幸子の下着だった。
受話器からクンクンと何かを嗅いでいる様子が聞き取れる。
「ん~、少し臭うなぁ。仕事にかまけて風呂にも入ってないんじゃないか?いくらお前を愛してるからって臭い女は勘弁してほしいなぁ」
男の下品な笑いが響いている。
確かに洗濯機の中にある衣類は昨日、洗濯し忘れてしまっていた。
昨日は仕事の最後の追い込みで部屋に残りの仕事を持ち帰っていたのだ。
しかし、いくら夏のこの時期で1日洗濯し忘れたといってもそこまで臭うはずがない。
幸子に恥辱を味わわせて楽しもうとしているのだ。
「まぁそんな汚い身体は俺がきれいにしてやるからいいか。しかし、茶色の下着とはお前にピッタリでいやらしい色だなぁ。シルクの生地も最高だぞ」
昨日穿いていた下着だ、やはり盗んだのは本当らしい。
男は幸子に入る隙も与えず喋りかけた。
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