「キャッ、ちょっとやめてよ…包丁持ってんだから…危ないよ…」
「ごめん、ごめん、でも今濡れてたような気が…?(笑)」
「そんなわけないでしょ…おとなしく待っててね」
手はすぐ引っ込めて、今度は下から覗きこみながら、
「は~い、危ないから触るのやめて、見るだけにしとくよ(笑)」
「もぅ…光太君のエッチ…」
「だってこんなスカート短いと見たくなるじゃんか(笑)サキちゃんだってこんなスカート短くないし…でも美由紀さんの娘ってもっと短いスカート穿くんでしょ?」
「うん…うちの子なんかこんなもんじゃないわよ。それよか、サキちゃんと光太君って仲いいのね?」
少し機嫌悪そうに聞いてきたので、
「うん、最近よく懐いてきてるみたい。きっとお兄さんみたいな感覚でしょ?」
「そうかしら…仕事以外で出かけたことあるの?」
「うん、他のメンバーもいて、お店終わった後ラーメン食べに行ったことあるよ」
「そうなの!?それだけ!?」
かなり剥きになって聞いてきました。
「うん…今んとこはまだそれだけ。今度カラオケ行こうって話しはあるけどね…」
「いつ行くの?」
明らかに機嫌悪そうに、根掘り葉堀り聞いてきます。
「そんなの決めてないし。お店終わった時の都合にもよるんじゃないの?」
俺も面倒くさくてぶっきらぼうに答えました。
「2人だけならどうするの?」
しつこく聞いてきます。
「知らないよ。別に2人でもいいじゃん。なんか問題ある?」
しつこいから頭にきて言ってしまいました。
「そうね…ごめん…」
美由紀さんは黙ってしまいました。
しばらく黙ってるので、美由紀さんの顔覗きこんだら、すぐ顔そむけたけど、涙がでてるのが見えました。
(このオバサン、ガチかよ!?ヤバイなぁ…)
でも、これを利用しよう…とも思い始めました。
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