その動きに耐えられず、知美の奥深くに突き刺した瞬間に射精してしまった。射精の脈動に連動して知美もピクピクと反応した。
軽くキスをして、知美から離れた。
知美は体を横にして、目を閉じていた。
タバコに火を付けた瞬間に俺の携帯が鳴り、出てみると得意先だった。
先日の提案を詳しく聞きたいから、すぐに来て欲しいと言うことだった。知美に仕事に戻ることを伝え軽くシャワーを浴び着替えた。
知美『一回きりって思ってたけど、また会えます?』
俺『彼氏やスワップで忙しいだろ?』
知美『…。私って魅力無いですか?』
俺『魅力いっぱいだよ。こんな気持ちの良いエッチは初めてだけど、藤沢にも悪いしなぁ。』
知美『ありがとう。○○さんは、奥さんに悪いとは思ってないの?』
俺『悪いと思ってたら抱いてないよ』
知美『だったら内の主人にも同じでしょ?知美にもっと愛を教えて下さい。主人とうまくやって行きたいんです』と意味不明な話に『時間が合えばね!』とホテルを出て取引先に向かった。
仕事は新商品の注文となり、来月納品の為来月のノルマも遥かにクリア出来た。
会社に戻ると藤沢が『凄いっすね!一度顧客訪問に同行させて下さいよ!お願いします』と頭を下げられたが、知美を抱いた後ろめたさから俺が謝りたいくらいだった。 機会があれば同行しようと言って、その場を凌いだ。
会社に居る間に知美からメールが入っていた。 《主人が浮気を辞めるようにエッチが上手い女になりたくて、彼氏に教えてもらってた。けど今日初めて愛してもらったって実感しました。○○さん良ければ、私に協力していただけませんか?》と言った内容だった。 《藤沢が浮気?そんな素振りは見えないよ》と返信した。
知美《私見たんです。現場をこの目で》
俺《見たの?どこの女か知ってるの?》
知美《会社の人です》
俺《誰?》
知美《清水さん》
俺《えっ清水さん?そんなはずは無いよ》
知美《今度会った時に詳しく話します》
俺《明日から来週の月曜日までは無理だよ。火曜日なら》
知美《火曜日に時間を下さい》
俺《段取りしてみる》
で、メールを終えた。
藤沢と清水さん?清水さんは確か上司の独身課長と結婚するんじゃないかなぁ?しかし知美みたいな女も居るしって軽く流して火曜日を迎えた。 今日は課長以上は取引先接待のゴルフコンペで帰って来ないし、定時上がりや直帰が許されていた。
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