弁護士の先生曰わく『刑事告訴を回避されるなら、先方の条件などよく確認してからご判断された方が賢明ですね。何なら一緒に立ち会いますよ』とおっしゃってくれたが、『先方さんは、あくまで妻の出演が条件のようですね。妻と相談してみます』と答えて礼を言い、少ないながら用意していた現金の入った封筒を渡した。弁護士の先生は今回は結構ですと拒否したが、何とか受け取ってもらい家に帰った。
子供が寝てから二人で話し合ってみた。
刑事告訴で有罪が家族に取って一番キツく、内容が内容だけに子供の今後を考え、選択肢は無かった。
妻も、あのゆうさんとやらと続いていたら、必然的に出演させられてたのを悟ってか、明日先方に連絡してみるとのことだった。
翌日、帰宅して結果を聞いてみた。
『電話をしてみると、今回の件は、あなたにも保証人になると言う事が条件で、次の日曜日に各々別の印鑑を持って来て下さいって。契約兼誓約書と和解に対する示談書を交わすんですって』と言うと『あなた本当にごめんなさい。これが済んだら一生償いますから許して下さい』と泣きながら頭を下げた。
『約束だぞ!』と言うしかなかったが、妻の裏の顔もみたいと言う好奇心が湧いてた。
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