ラブホに行った事をミサママから聞いたが、正直信じられなかった。
だから俺自身まだ余裕を持っていた。
なぜなら、妻は初体験のオヤジ以来、中年を毛嫌いしていたからだ。
もし若い男が相手なら、頭に血が上っていただろう。
妻の見栄にならない見栄だと思っていた。
ミサママは、そんな俺の表情に驚きながら『怒らないの?』と聞いてきた。
『まぁ現場を見た訳じゃないし、本人から聞いた訳じゃないですから。それとゆきは、中年嫌いですから』と答えた。
ミサママは『余計な話でしたね。続きは辞めましょうか?』と申し訳なさそうに言った。
俺は『いや、全部話て下さい。ご夫婦で来られた訳は何かあるんでしょ?何があっても取り乱しませんから話て下さい。』とお願いした。
ミサママはミサパパに肘でつかれて、また話始めた。
妻にみんなが興味津々で聞くと…。
オヤジは素人童貞で、風俗専門だったらしい。オヤジは妻に『やっと二人きりになれましたね。少し私の話に付き合ってくれますか?』と聞いてきたが、妻は『私よりみゆママの方が良かったんでしょ?』
オヤジ『だってあんたみたいな美人に相手されると思う方がおかしいだろ?だから、このドサクサに紛れてすみません』と謝ったらしい。
妻は『私って、そんな美人じゃないのにね』とか、やたら誉められたことを自慢したらしい。
タクシーは隣町のラブホ街に到着すると、妻の手を曳き『10分だけ、二人だけで俺の話を聞いて欲しい。もちろん何もしないから』とラブホに入った。酔っていた妻は抵抗することもなく、部屋に入ったらしい。
妻『今までで一番綺麗な女性に出会えました。こんな幸せは無いんで、10分間だけ話に付き合って下さい』と土下座されたらしい。
妻は、オヤジのおだてに気を良くしたらしく、ソファーに腰掛けたらしい。そうするとベッド脇の電話が鳴った。
酔った妻は反射的に受話器を取り『はい○○です』と家と間違って出たらしい。ママ友一同大爆笑の中妻は話を続けた。 フロントから『この時間は泊まり料金になります。先に精算機にご入金をお願いします』とのことでオヤジに電話に代わると、『わかりました。じゃビール、いやワインを2つ』と言うと電話を切り、精算機に入金をした。
再び妻の足元で正座したオヤジは『無理を聞いてくれてありがとう。こんな美しい女性に子供が居るなんて信じられません!やっぱりファッションモデルさんですよね』
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ママ友の親睦会