不安を抱えたまま、珠巳は早めに学校を離れ、コンビニのトイレで、卓治に電話を入れた。
そこで、卓治から、二人がセックスをしている写真が、家に送られてきたこと、部室にカメラが仕込まれていたに違いなあこと、スキャンダルを恐れた親が転校を決めたこと等を話した。
「先生・・・気をつけて、何か善くないことが起こりそうで・・・」
そう言う卓治の言葉も、今となってわ虚しいだけだ・・・
「心配しないで・・・私は大丈夫だから・・・」
そう言っても、珠巳もどうしていいのかわからない、破滅の文字が脳裏に浮かんだ。でも、一方で深刻に考えていない自分もいた。相手の目的が、珠巳の身体なら、十分に助かる方法はあると、開き直りともとられた・・
不安な気持ちを抱え、いつもより早めにマンションに帰りついた。
「はやかったね、先生・・・」
何の気なしに隆が言う、その様子に内心安堵した珠巳だった・・・
「ええ・・・早くかたずいたから・・・」
ふう~ん、と返事をすると、当然の顔をして、隆はソファーに腰をおろした。
「こっちに来いよ.先生・・・」
「汗臭いわ・・・」
「かまわないよ!」
珠巳の手を掴むと、隆は引き寄せた。倒れ込んだ珠巳の身体は、隆に受けとめられ、抱きしめられて唇を貪られる。服の上から乳房をまさぐり、揉みし抱く。珠巳も負けじと舌を絡め、唾液をすすりあう!
「たっぷりと楽しもうよ、先生・・・」
そう煽るように隆が言った。
「ええ・・いっぱい頂戴・・・」
珠巳も応える。何かから逃れるためか、不安を忘れたいためか、珠巳はいつも以上に、隆とのセックスにのめり込んでいった!
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