惨めな気持ちと、怒りを抱えて、珠巳は帰途についた。
松原が、逃げるように、出ていつた後、興奮した中川は、珠巳を犯した。中川の、ひどい扱いに、珠巳は怒りを感じ、抱かれて感じている自分にも、嫌悪を覚えた。
終わった後、これからのことで、不安を感じている珠巳に、中川は言った。
「まあ、三人で仲良くやりましょうよ・・・」
自分を娼婦のように扱う、この男に、珠巳は怒りを覚え、先行きに対し、暗い気分になった。
突然、携帯がなり、見たら、息子の幸雄からだった。
久しぶりに、幸雄の声を聞いて、珠巳の気分も、幾分ましになった。
「正月は、そっちに行っていい?」
隆と同棲していることを知らない幸雄が言った。
「そ、そうね・・・」
狼狽えを隠しながら、珠巳は答えた。
「お母さんが、鎌倉に行くわ、おじさんにも、会いたいし・・・」
「そう、それなら待ってる」
嬉しそうな幸雄の声を聞いて、珠巳は心が痛んだ。
「勉強しっかりね・・・」
そう言って電話を切り、珠巳は、隆の待っマンションに急いだ。
「いいよ、あいつだって、先生に会いたいだろうからね。」
意図も簡単に、隆は言った。
「その代わり、しっかりサービスしなよ」
ベッドに横になった、隆が言った。すぐに珠巳も裸になって、隆に被さり、すでに勃起している隆のぺニスに、愛撫を始めた。
「幸雄が知ったら、どうなるかな・・・」
からかうように隆が言った。
「やめてよ!変なこと言わないで頂戴・・・」
慌てた珠巳が、思わず口を離す、続けろよとばかりに、隆は頭を押さえた。
「大丈夫だよ。バレないようにやるさ」
隆が言った。
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