「僕、稲田先生の中に入れてるんだね!」
清水はそう言うと、ガムシヤラに腰を振りだした。
それは、ただ滅茶苦茶に振っているだけで、リズムもあつたものじやなかつた。それでも、拙い動きに、珠巳は懐かしく、それでいて、切なさを感じてもいた。
『教え子と、また間違いを犯してしまったわ・・・』
珠巳の心に、罪悪感の針が突き刺さつた。
『でも、初めての女性が、私なんかでよかつたのかしら・・・』
不安を感じた瞬間、清水が、うつ、と叫び、珠巳の中に射精した。
「ごめんなさい・・・」
恥ずかしそうに清水が言った。
「いいのよ・・・」
珠巳には、そう言つて慰めるしかなかつた。
「僕、初めてだから・・・伊藤みたいに、先生を気持ち良くしてあげられない・・・」
悔しげに清水は言った。その様子が、如何にも子供らしくて、珠巳には新鮮に見えた。
「清水君だって、いつか上手になるわ・・・」
「本当?・・・」
「ええ、本当よ」
珠巳がそう言うと、清水はまた珠巳に抱きついた。抱きしめ返しながら、何もしないで、ただこうしていたいな、と、珠巳は思った。
その日、清水とは、三度抱きあった。だが、時間にしたら、僅かでしかない、清水に、隆や卓治並みのパワーやテクニックを求めても、現時点では無理な話だった!
ぺニスにしてもそうだ。皮も剥けてないぺニスでは、見た目からして劣ったように思ってしまう。
それでも、清水が満足したらしいとわかり、珠巳は胸を撫で下ろしていた。
その夜、清水とのセツクスで不完全燃焼した分、珠巳は燃えに燃え、隆が驚き呆れるほど、自分から快楽を貪つた。
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