(露骨過ぎるかしら…)美沙子は鏡の前でメイクをしながら思った。肌に貼り付く薄手のセーターは、巨乳の丸いラインが丸見えになり、膝上丈のスカートからはナマ足の太腿が伸びている。
友哉が自分とのセックスを求めて来る、躊躇いはあっても拒むことが出来ない以上、美沙子は最低限の身だしなみを整えていた。
午後13時…
友哉はドキドキしながらドアチャイムを押した。
「はぁい~」美沙子の声と共にドアが開いた。
(あぁ美沙子オバサン綺麗だ…)化粧をした美沙子は30代前半に見える程美しかった。
「久しぶりね」微笑む美沙子。一度セックスをした関係とは言え、憧れの美人叔母は眩しかった。
リビングに通され、美沙子にコーヒーを出されるとソファーに並んで座った。「やだ、友哉くんそんなに見つめられたら緊張したゃうわ」
「ごめんなさい。美沙子オバサン凄く綺麗だから」友哉のストレートな言葉に美沙子はクラッとした。
「K大学合格おめでとう」美沙子が言うと、「ありがとう。美沙子オバサンのお陰だよ」友哉は答え躊躇いがちに美沙子の手を包むように触れた。
「あっ…」美沙子が反射的に手を引こうとするのを、友哉は優しく握った。
「約束…覚えてくれてるかな?」
美沙子は少し頷き、「何でも…してあげる」と言った。(ごめんね友哉くん。本当は私、貴方のお父さんにも抱かれたの)父子ふたりとセックスをしてしまった、しかも親戚という禁断の関係。一途に自分を見つめる友哉に後ろめたさを感じた。
「キスしていい?」
「…はい」
友哉の唇が重なる。まだぎこちなさはあるが、友哉の唇は柔らかくチュッ、チュッとスタンプキスに美沙子は次第に興奮していた。
ヌチュ…チュパ…ヌルッ…
友哉の舌が入り、美沙子の舌が誘い出されヌチュヌチュと舌が絡み合う。
ヌチュ…ヌチュ…ヌチュ…
(ァアン…興奮したゃう)美沙子は罪悪感を感じながら、身体の欲情を止められなかった。「アアン唾液は…」美沙子が呟く間に、友哉は自分の唾液を美沙子の口内に流し込んだ。拒否しながら美沙子は友哉の唾液を飲んだ。
ようやく二人の唇が離れた。唇の間に粘った唾液の糸が引き光った。互いに息を弾ませていた。
「ハァンハァン、ベッドに行く?」
「いや、初体験したこのリビングでしたい」友哉が言った。「美沙子オバサン、裸になって。全裸」友哉の視線が痛かった。
「はい…裸になります」美沙子はセーターの裾に手を掛けた。
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