「和成、大根の干したの持って帰りなさい」
「いいょ、荷物多いから」
「ほら美沙子さん。トランクでいいから」
「じゃあすみません」美沙子に実家の畑で採れた大きな大根が3本荒縄で縛られ、吊るされたままの形で義母から渡された。
和成が仕方ないなと運転席のドアを開ける。
「ん?何、このゴルフボール臭いなぁ~」和成が摘まみ上げたゴルフボールを見て、美沙子は冷や汗が出た。(昨日アソコに挿れられてたボールだわ…)
「誰かが犬を連れて来ておったから。遊んで舐めたんじゃろ」成雄がチラッと美沙子を見て言った。
「え、ええ…そうかもしれませんね義兄さん」美沙子は和成に気取られぬように言い添えた。「なんだょ美沙子。ドアロックしてなかったのか、うわまた一個あったよ」和成は残りのゴルフボールも摘まみ庭に捨てた。
美沙子は自分の愛液が染み付いたゴルフボールを何も知らない夫に触られ罪悪感を感じた。(昨日この車の中で、義兄さんとセックスしてしまった)美沙子は義兄の上に跨がった助手席に乗った。
「でわ義兄さん、義母さん失礼します」
「ああまたお盆休みにでも帰って来てね」義母たちの笑顔に見送られ、和成と美沙子は車を出した。
あれから1ヶ月…
美沙子は平穏な生活を送っていた。年が明け義兄は仕事が忙しく、田舎から出て来て美沙子を抱くことはなかった。夫とは、相変わらず月1回程度のペースで、今年に入り1度だけセックスをした。
(物足りない…)美沙子は我慢できない女体の欲情を、成雄から渡されたバイブレータで癒していた。
オナニーをする度に和成への罪悪感を感じた。
どんなに我慢しても、3日間が限界だった。美沙子は絶頂した後は、いつも後悔していた。
「ァアン、アアウッ…逝くッ」
昼下がり、美沙子が絶頂した時スマホが鳴った。美沙子は洋服がはだけたままスマホを取った。
「アッ友哉くん…」友哉からメールが送信されていた。[K大学合格しました。明後日の13時に美沙子オバサン家に行っていいかな?](すごい、友哉くん合格したのね)美沙子は嬉しく思った。
(だけど…)
同時に美沙子は友哉との約束を思い出した。(何でもしてあげる)それは友哉に抱かれると言うことに間違いない。友哉の父親の成雄と関係しながら息子の友哉にも抱かれる。
躊躇いながら美沙子は返信した。
[明後日来て]
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