実家の台所は小料理屋並みに広く、美沙子は帰省してすぐに明日の宴会の準備に追われた。
「すまないわね美沙子さん、明日は大人数だから」義姉が煮しめの味をみながら言う。
「あ、いえ、普段は家に独りなので賑やかなのは楽しみです」美沙子が答える。津島家の年始は、親戚が年賀の挨拶に集まり、その人数は子供も含め30人近くなる。
和成は襖を取り去り宴会場となる居間を用意し忙しくしている。
(今の所何もない…)
セックスの初体験をさせた友哉、義兄との禁断の関係…悶え逝く美沙子の姿を知る男は何事もなく宴会の準備に忙しくしていた。
「いゃあ毎年だけど疲れたなあ~俺風呂入らないからもう寝るわ」夫の和成は兄の成雄と日本酒を飲み、客間に戻っていった。成雄はすでに居間で寝ている。
「だらしないのお~じゃあ美沙子さん、先に風呂どうぞ」義父が言う。
「友哉、美沙子さんを風呂に案内してあげなさい」義父の言葉に、美沙子は少し戸惑った。(友哉くんと二人に…)
「ここにバスタオルあるから」実家の風呂場はかなり広く脱衣場も部屋のようだった。友哉と二人で脱衣場に居ると、あの丸裸でフェラチオをした事を思い出した。
(友哉くん…)
胸元やお尻に、密やかな熱い視線を感じる。
「あの…友哉くん…覗いちゃ駄目よ」美沙子は伏せ目がちに言った。
一瞬友哉はハッとした表情をみせ、「…はい」と答え立ち去った。
檜風呂(すごい、旅館の部屋付きの温泉みたい)美沙子は湯船に浸かりながら思った。濡れた長い髪をまとめ、肉付きのよいむっちりした身体は白いもち肌で、大きな乳房の膨らみがタプタプと湯の中で揺れていた。
コンコン…
「?」風呂場にある小さな窓で音がした。
「美沙子オバサン…」囁くような声。(友哉くん!)美沙子が驚き、湯船から小窓を見上げると格子戸になった木の小窓がスライドして開いた。
ひんやりした外気が入り、友哉の顔が見えた。
「友哉くん、見つかったら大変よ。お部屋に戻って」 湯船から美沙子が言った。「…だって美沙子オバサンが傍にいるのに」切ない表情で友哉が囁いた。
(私が上げたパンティは父親の成雄に取り上げられ、スマホのあの写真も削除させられたのかも)友哉との関係は禁断だと理解しながら、美沙子は反り返った友哉の若々しいチ〇ポを思い出し、欲情してしまう女の身体を呪った。
立ち去らない友哉に仕方無く美沙子はタオルで身体を隠し湯船から立ち上がった…バシャ
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