少し離れて呑んでたA先生に色んな学生が話しかけにいったのが意外だった。
海外での留学・研究職としての経験があるA先生の話は確かに興味深い。
A先生はなんでもハッキリ言うので冷たそうに見えるが、けっこう話が分かる人だし、面白い。
何より、A先生以外には秘書さんしかいない工学系の男子だらけの研究室には中年女性とはいえ、華があって先生の周りに普段よりも人が多かった。
「ババァ、若作りしすぎじゃない?」
陰でそんなこというドクターコースの院生もいたが、普段の先生をあまり知らない学部生がけっこう集まってて、A先生も楽しそうだった。
僕は僕で、普段あまり話すことがない秘書さんが隣になって、思ったよりも話が弾んだ。
秘書さんもアラサーで歳上だけど、先生も含めて歳上女性のほうが話しやすいし、モテるのかもしれない。
この人もけっこう研究室では人気もある人で、歳上なのに同い年ぐらいに見える可愛い感じの人だった。
こういう人が彼女だったらいいなと、冗談半分でデートに誘ってみると
「え?歳上だよ。いいの?」
と意外な反応で、聞けば学生に誘われたことがないとか。
(たぶん教員にはあったんだろうな・・・)
秘書さんと話しながらも横目でずっとA先生を追ってると、席を立ったので僕も追いかけるように席を立った。
お手洗いかと思ったが、先生が外に出るのが見えたので追いかけると、前庭を海の方へ向かって歩いている先生の姿が見えた。
会場は人が出入りしてたが、先生は人気から離れて、タバコに火をつけた。
ノースリーブの黒ニットワンピに白のカーディガン、足元はブーツとかなり若い服装だったがA先生によく似合ってて、タバコを吸っている姿は外国人女優のようだった。
「A先生」
と声をかけると、びっくりして先生は振り向いた。
僕は吸わないので銘柄はわからなったが、先生のタバコはスパイシーで少し甘い匂いがした。
A先生は外国産のタバコだと言い、薦めてきたけど断った。
会場には喫煙ルームがあるけど、先生はその匂いが好きじゃないからとわざわざ外にまで出てきたらしい。
今いるところは高台になっていて、先生は携帯灰皿を片手にタバコの灰を落としていた。
前庭を照らす照明はあるものの、夜なので前庭に人影はなく、暗い海を見てるのは僕と先生のふたりだけだった。
「ねぇ?来年は学生たち、うちに来るかしら?」
来年、学生が入らなければまた僕とふたりで過ごすことになる。
A先生は一度も口にしたことはないけど、多分、それは准教授としてはまずいことなんだろうと思った。
「俺は今のまま、先生とふたりきりがいいですね」
先生の立場とかもあるだろうけど、本音を言った。
A先生のため息と、潮風の音だけが聞こえた。
前庭の東屋の陰で、僕は先生の前に跪いてた。
太股の半分ほどまでストッキングを下げて、僕はワンピを持ち上げて中を覗いていた。
照明から外れるとあまり視界が効かなかったが、先生の白い肌とT字状に下腹部を覆っている下着はわかった。
僕は先生のパンティの中に手を潜り込ませて、大きなお尻を撫ぜていた。
目の前のT字に顔を埋めると、蒸れた熟女の匂いが鼻の奥いっぱいに広がった。
「実験で汗かいたから、恥ずかしいわ」
先生がそう言って、僕の頭を撫ぜた。
「すごくいい匂いです・・・先生のアソコ」
鼻の頭で先生に柔らかいところに潜り込むと、
先生もぎゅっと僕の頭を抱きしめてきた。
パンティを唇で食み、下着と素肌の境界に舌を這わせた。
ハァァ・・・と先生は深く息を吐き、少しづつ足が開いてきた。
僕は先生のストッキングを完全に抜き取ると、先生のお尻を揉みながら少し腰を落とさせた。
開いた股の間に顔を埋めて、クロッチに鼻を押し込んだ。
「ああぁぁ!!」
先生から大きな声が漏れた。
クロッチをずらしたけど、シャリっとした毛の感触が触れるだけで、先生のヴァギナには届かなかった。
焦れったくなってパンティに手をかけた。
先生の抵抗もなく、パンティが徐々に裏返って、先生の濃い匂いが漂った。
人差し指でスリットをなぞると、温かい愛液が広がっていた。
裏返ったパンティのクロッチにも触れると、ヌルヌルとした感触がした。
「先生、もう・・・こんなになってますよ」
そう言いながら、濡れた指先で先生のクリトリスに触れると、先生の荒い息のピッチが上がった。
時折、クチュ・・・クチュ・・・と音を立て、先生は僕の愛撫に身を任せていた。
「もう脱がせますね・・・」
もっとA先生に触れたくて、まだ股間に触れられる程度にしか脱がせてなかったパンティに手をかけると、
「ダメ、もう戻るわ。・・・場所、替えましょ」
先生はそういって、脱げかけたパンティを引き上げた。
30分以上離席してたが、特に誰も気に止めてなかった。
A先生とあんなことがあったばかりなのに、秘書さんの隣に戻るのは気づかれるんじゃないかとドキドキした。
席に戻ってまもなく飲み会も終わり、2次会へ行こうとなった。
実は秘書さんから、
「ねぇ、そっと抜け出さない?」
と誘われたけど、秘書さんは他の院生たちに引っ張られるように連れて行かれたので、内心ホッとした。
A先生も他の学生に誘われていたけど、
「飲み過ぎたから、帰るわ」
と、僕を呼ぶとタクシー呼んでと言った。
他にも帰る人が何人か居たけど、先生は僕とふたりきりで乗り込むと、運転手に行き先を告げた。
けっこう遠いけど、この辺りに住んでる人間だったら誰でも知ってるホテル街だった。
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