かおりはベッドにうつ伏せになった。
「お背中全体ですのでバスローブをお脱ぎになってください」さやかは言うと、かおりのお腹に手を回しローブのベルトを解どいて両手からバスローブを抜き取った。
(もう少し太腿してほしかったな)かおりは思いながら頬を乗せた枕を抱えるようにした。「お背中始めます」かおりの背中にオイルを垂らしながらさやかが言った。
かおりのセミロングの髪を軽くまとめヘアピンで止めると、さやかは肩をマッサージし始めた。
「一ノ瀬様すごく肩が張っていますね」
「ええ肩凝りもひどくて困るの、アア気持ち良いわ」
「失礼ですが一ノ瀬様バストは何センチですか?」
「え、どうして?」
うつ伏せのためかおりの大きな胸はベッドでつぶれ、腋の横から丸い乳肉のラインが見えていた。さやかは肩から手を滑らせ、乳房の丸いラインを撫でた。
「たぶん胸が大きくて、重いんだと思います」
「やっぱりそうかな、96センチHカップなの」かおりはさやかの手が乳房の周りを撫でる度ゾクゾクとしていた。
「私も胸92センチだから一緒なんです。肩凝りひどくて」話しながらさやかの手が腋の下に滑る。
「アンくすぐったい」
「少し我慢して下さいね。肩と一緒に腋も揉むといいんですよ」さやかは四本の指を揃え、かおりの腋に滑らせ親指と四指で腋を挟み込み強く揉んだ。
「アァン…アア」
思わずかおりは喘いだ。普段触られない所を刺激され、今まで感じたことのない快感が拡がった。
「ハァ…ハァ…」
さやかに興奮を気付かれぬように、かおりは枕をソッと噛んだ。(ああこんなの初めて。腋で感じるなんて)
さやかの手が滑り腋の横からははみ出した乳房の丸いラインを圧し、背中にまわり背骨に沿って掌全体で背中を撫でた。
(ハァァン感じちゃう)かおりは全身に拡がる快感に酔いしれた。
「綺麗な肌。一ノ瀬様のお身体素晴らしいです。モデルをやられてたんですか?」
「またお世辞、してないわ。結婚が早かったからあまり働いた経験もないの」
「こんなに綺麗な身体。旦那様は幸せですよね、うふ」
「ヤダさやかさん何言ってるの」
会話上手な神代さやかにのせられてかおりはうっとりしていた。
「一ノ瀬様、宜しければバストアップのマッサージしてみませんか?」さやかの声がかなり近い耳元で囁き聞こえた。
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