親指の付け根の膨らみを圧しながら、片手では二の腕までを撫でる。(ああ気持ちいい)かおりはうっとりしていた。
「天然植物から抽出したアロマをオイルに配合してるんですよ」神代さやかはまた自分の掌にオイルを溜めて、かおりの腕を揉んだ。
「いい香り」
「天然成分100%なので微かな香りでしょ」
「そうね、人工的な香りじゃなくて自然な香りね」普段触られない二の腕を揉まれ、かおりは心地好さと同時に緊張に似た軽い興奮を感じていた。
「お試しハーフコースなのでフェイスエステはないんですけど一ノ瀬様にはご不要ですよね」
「エッどうして?」
「だってすごくお綺麗ですから」
「ヤダお世辞が上手ね神代さん」
「次は脚に移ります」さやかは言うと、椅子をかおりの足元に移動させかおりの足裏にオイルを塗った。
「アン、くすぐったい」かおりが思わず膝を立てるとさやかの位置からグリーン色のパンティがチラリと見えた。
(綺麗な脚。それにムッチリした太腿…うふ久しぶりの獲物だわ)さやかは指を曲げ関節部でかおりの足裏のツボを強く圧した。
「アッ痛い…神代さん」
「むくみを取るツボですからね。少し我慢して下さいね」
「アン痛い…ダメさやかさん」喘ぎにも似た声を上げるかおり。さやかは足裏を圧しながら、片手を伸ばし脹ら脛を強めに揉んだ。
痛みと気持ち良さにかおりは息が弾んだ。「ハァンハァン」
さやかは足裏の手を滑らせ、オイルを垂らせて、今度は両掌で脹ら脛から太腿に掛けて揉みながら撫でていった。
「一ノ瀬様、綺麗な肌ですね。掌に吸い付くような柔らかさで、マッサージしてる私の掌の方が気持ちいいです」
「ハァン、ハァン、さやかさんすごく上手。他のお店じゃこんなに溶けてしまいそうにならないのに」さやかの掌に導かれるままかおりは脚を開き、短いバスローブの裾が割れグリーン色のパンティに包まれ、こんもり盛り上がった股間が見えていた。
「ありがとうございます」さやかは言うと、掌を内腿に滑らせ、ムッチリした腿の肉を揉んだ。体重を掛けて太腿の筋肉を圧す。時折軽く爪を立て皮膚の表面を刺激した。両足ともたっぷりと揉まれた。
(アアン駄目。これって性感マッサージなの)かおりがうっとりしてそう思った時さやかのマッサージが止まった。
「次はお背中になります」さやかに促され、かおりはベッドで俯せになった。
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