かおりが振り向くと、知らない男性が立っていた。
(大学生?)一瞬息子の友達かと思ったが見覚えはなかった。
「あのぉ…見て欲しい動画あるんですけど」
「はっ!!」
動画と言われてかおりはエステルーム華で盗撮された、自分の裸を連想して震えた。(まさかホームページから、あの動画をダウンロードしていたのかも)
園田圭吾はゴクリと唾を飲み込んだ。緩いウェーブ派手過ぎない栗色の髪、大きな瞳で可愛い顔立ち…上品な雰囲気の中で、ピンク色のワンピースの胸元だけがボールを押し込んだように丸く盛り上がり、乳房の谷間がチラリと覗いていた。
(動揺してる)
かおりの表情はあきらかに焦っていた。
「たったままだと目立つから、車の中で話していいかな?」
「の、乗って下さい」
かおりはキースイッチを押し運転席に乗ると助手席のドアを開けた。圭吾は乗り込み座った。ワンピースのスカートを握りしめかおりが言った「ど、動画って何ですか?」
「奥さんの裸の動画」
(ああ間違いない。ダウンロードされてるんだわ)かおりは固く瞳を閉じた。圭吾は動揺する蜜巨乳さんの姿を見ながら、ヤバい事をしている自分への緊張と、このまま言いなりにしてセックス出来るかもしれないと思った。
「あの店潰れてたでしょ。実は僕が警察に電話したんだ、裏の風俗店があるって」
(はっ!違う…この子風俗の事まで知っている)かおりは背中に冷や汗を感じた。無意識に下唇を噛みかおりは男の子を見た。どこにでもいそうな、どちらかと言えばオタクな平凡な大学生みたい、だけど今その目はギラギラとしていた。
「奥さん、あの風俗店に出てたでしょ。僕お客だったんだ」
「まさかっ!!」
「本当だょ、これ見て」
男の子に渡されたスマホ…(ああ、なんてこと。エステルームで絶頂した動画じゃないわ。あの風俗の動画)小さな穴から撮影されていたが、そこに映る牝と化して悶え泣く姿は、はっきりとかおり自身と判る画像だった。
「どうして!こんな動画を」
「鏡の壁に開いたチ〇ボを突っ込む穴から撮ったんだよ。」
かおりはもうどうすれば良いか判らなかった。ただ俯き震えた。
「奥さんのアソコ、すごく絞まって気持ち良かったよ」
「嫌言わないで下さい」
震える蜜巨乳さんの姿を見て、圭吾は犯れると確信した。「車を出して。案内するからそのまま車を走らせて」
かおりは黙ってキーを回した。
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