「オーナーが個人経営してる小さなエステなんだけど、すごく上手なんだって」
「上手って何よ?」かおりの指の間を紙ナプキンで撫でていた人妻が聞いた。
「普通のエステに性感マッサージがミックスされてるの」かおりの太股を撫でていた人妻が答えた。 「セイカン?」かおりが?マークで聞くと二人の友人が目を合わせニヤリと笑った。
「ホントかおりってお嬢様よね。性感…女性の感じやすい性感帯をマッサージしてくれるの」友人は冷めた紅茶を一口飲み言った。
「やだ、エステでそんな事してるの?」かおりが馬鹿にされたことに少し苛立ちながら言った。
「大丈夫、エステシャンは女性だし、危なくないから」
「へえ~気持ち良いのかな」もう一人の友人が興味津々で言った。
「すっごい気持ち良かった」
「やだ、貴女行ったの」
ニヤリと笑う友人にかおりも驚いた。
「だって主人が放置なんだもん…それより本当にヤバいのはVIPルーム。奥にある部屋が完全防音になってて、その部屋じゃ逝くまで性感マッサージされちゃうんだって」
「嘘~ヤバ過ぎ~」セレブな人妻三人達とは思えない話題に盛り上がっていた。
一ノ瀬かおりは友人とのティータイムを終えると、夕食の材料を買い自宅に戻った。一人息子が今年から大学で寮生活になり、帰りの遅い夫の達也に合わせ、夕食は焼き魚と和食にしていた。午後8時近くになって達也が帰ってきた。
「お帰りなさい、夕食温め直しますから」
「いや飲んで来たから夕食はいい。風呂沸いてるか?」今年55歳になる達也はかおりと一回り以上歳が離れていた。
「用意してますよ」かおりは言うと、寝室に向かい夫のパジャマを取りに行った。達也はそのまま浴室に入り、着ていた背広はバスタオルの上に脱いだままだ。
「ああもう、背広がシワになりますから」かおりは少し苛立ちながら、背広を取りハンガーに掛けた。
「背中流してくれ」浴室から達也の声がした。(もう亭主関白なんだから)かおりは思いながらも、スカートの裾を捲り上げ浴室のドアを開けた。
「失礼します」かおりは言いながら、浴室の椅子に座る夫の達也の背中に洗面器で湯を掛けた。
「あぁ気持ち良い」達也の言葉に少し微笑むと、かおりはタオルに石鹸を付け泡立たせると達也の背中を流した。
ウェストにスカートの裾を入れて捲り上げた太股。若く見えるかおりだったが太股はむっちりしたアラフォーの太股をしていた。
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