(続きです6)
「さあ、静江。
憲子を目覚めさせてあげて!!」
ゆっくり頷いた静江は、名残惜しそうに百合から離れ憲子の前に立った。
「あぁ‥
でもやっぱりあなたも素敵よ‥
あの権高なPTA会長様が、実はあんなに下品なオッパイやオマンコで、今は身体中ザーメンまみれにしちゃって‥‥
これからはいつでも犯せるなんて‥‥」
恍惚の表情から、一転渾身の力で憲子の弛緩した顔に衝撃を加えた。
‥‥バシッ!!‥‥
大柄な静江のビンタは、明らかに憲子や百合のそれよりも威力があり、憲子の顔が大きく左に振れる時には顔に付着してたザーメンが飛び散った。
「‥‥!?‥‥」
夢から覚めたような表情の憲子を見て、百合と静江が笑いだした。
「ハハハハッ!!
ねえ憲子。
あなた顔中どころか、鼻から青っぱなみたいにザーメン垂らしてるわよ。
アハハハハハッ!」
顔中ザーメンを塗りたくられた上、失禁をしたイマラチオの際、喉奥深くに大量に放出した精子が鼻から垂れていた。
静江に大声で笑われ意識が戻っては来たが、壊れた"外側"はもう元に戻る力を無くしていた。
「あぁ‥‥
オマンコもアナルも壊れちゃうわ‥‥
もう許して‥‥」
哀れな表情で許しをこう憲子を見て、表情をキツくした百合は髪を掴んで顔を上げさせ怒鳴りつけた。
「そんな憐れみをこうような惨めなあんたじゃ壊しがいがないわ!
あんな憎たらしい憲子だから、壊しがいがあるの!
この先信じられないような快楽が欲しかったら、憎たらしい権高な憲子に戻りなさい。
ゴミのように捨てられたいなら、そうやって憐れな女になりなさい。」
(..???ホントウノワタシ???..
..ホントウノノゾミ..
..ホントウノワタシ..
..!!!ホントウノノゾミ!!!..)
その時憲子の頭の中に電流のような衝撃が走った。
内側のトラウマ・願望、それに背反する外側の装い・行動。
バランスを取る事でなんとか併存していた、反発しう二つの"要素"。
その反発しあう要素を持ちながら成長した憲子の人格にとっては奇跡ともいえる、二つの要素が融合する感覚。
(私はもっと快楽が欲しいから、権高に生意気に挑発する‥
支配でもあり、従属でもある関係)
百合の言葉に、内心喜びに似た感覚を伴う同意を与えそれを伝えるための行動をした。
‥‥プッ!!‥‥
百合の顔に思い切り唾を吐き付け、不敵な笑みを浮かべた。
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